XMではFXや実物の取引以外にも、ビットコインなどの仮想通貨も取引することができます。ですが「ビットコインって価格が急激に変化するから、わけもわからないまま損をするのではないか」といったイメージを抱く方も少なくありません。ですがXMでのビットコイン取引はCFDの一つとしておこなわれるので、通常の取引よりも安全かつ簡単にできるようになっています。今回はXMにおけるビットコイン取引の特徴などについて説明をしていきます。
◆XMではCFD(差金決済取引)としてビットコインの取引をする(※現在は取り扱っていない)
通常、ビットコインの取引をするときはビットコインそのものを購入する必要があるのですが、XMではビットコインを購入せずに価格だけを利用して取引することができます。
・ビットコイン本体ではなく、価格だけを扱って取引するのがXM
XMではCFD(差金決済取引)というやり方でビットコインの取引をするのが特徴です。差金決済とは対象のものを購入するのではなく、証拠金をXMなどの運営元に預けることによって対象の商品の価格のみを入手し、頃合いをみ決済をするというものです。決済時の価格から入手時の価格を引いた結果がプラスであれば利益を獲得し、マイナスであれば損失が発生するようになります。
例えば証拠金を2万円用意して、ある商品の価値を40万円分入手したとします。そしてその商品の価値が45万円になったときに決済したとしましょう。この場合45万円−40万円の5万円がトレーダーの利益となります。逆に商品価格が37万円のときに決済した場合は37万円−40万円で3万円のマイナスとなり、その損失額だけトレーダーの資産が消失することになります。
・CFDでビットコインお取引をするので、XMでビットコインウォレットを用意する必要はない
ビットコインをCFD(差金決済取引)で扱うことにはいくつかのメリットがあります。その1つが「ビットコインウォレット」が不要になるという点です。ビットコインに限らず仮想通貨はインターネットデノミ存在する通貨であるため、その通貨を管理するビットコインウォレットというのを用意しなければいけません。また実在するビットコインを取引可能な状態にするには金融庁からの認可なども必要であるためビットコインウォレットを作れる状態にするにはかなりの時間や労力を運営者側に要求します。
これに対してCFDで取引する場合は価格のみで運用することになるので、ビットコインそのものを保有する必要はなく、ビットコインウォレットも作る必要がありません。同時に価値だけの取引となるため金融庁への認可も不要となるなど、運営側とすれば少ないコストで取引ができるようになります。
トレーダー側の視点でみた場合、XMでビットコインウォレットを用意する必要がないということは、他の取引と同じ口座かつ同じ感覚で取引ができるということでもあります。実際にプラットフォームなどでもビットコインと通常の取引は同じ画面から処理をすることができるので、ビットコインを扱うからといってトレーダー側にかける負担をかけることはほとんどありません。
◆XMでビットコインの取引をすることで得られる恩恵
XMでビットコインの取引をすることにはどんな良いことがあるのでしょうか。
・XMではビットコインを安全に扱うことができる
XMでは口座開設ボーナスや入金ボーナスなど特定のことをするとボーナスが得られるというサービスがあります。入手したボーナスはそのままビットコインの運用資金にも使用することが可能で、かつレバレッジもしかけることから、ボーナスだけを使ってビットコインが運用できるなどリスクを抑えつつ取引ができるようになります。
・ビットコインの取引による損失をXMは少なくすることができる
ビットコインの仮想通貨もレバレッジをかけておこなうことが基本となりますが、XMではゼロカットシステムにより追証が発生することなく取引ができるようになっています。これによりもしも取引しているビットコインの価格が下がったとしても、ある程度損失を抑えられるようなります。ただし効果には限度があり完全に損失が防げるわけではないので、この金額以下になったら取引を終わらせるなど、自分なりの防衛対策も忘れずに用意しておいてください。
◆XMでビットコインの取引によって得た利益に設定される課税
ビットコインで利益をアガタらそれで終わりではありません。利益を上げた分税金を国に収める必要があるからです。
・ビットコインによる利益はXMの他の取引で得た利益と合算して処理する
ビットコインの取引で得た利益は、他のCFDや外貨での取引によって発生した利益および損失と合算し、その金額をもとに税金の計算がおこなわれます。XMではビットコインをCFDとして取引をしており、他の取引と同じものとしてみなされることから、このようになっています。
・ビットコインなどの取引によって発生した税金の計算方法
ビットコインなどの取引で得た利益は基本的に雑所得として取り扱います。雑所得の計算方法は、金額によって変わりますが、概ね以下の通りです。
「利益が20万円以上195万円以下の場合は、利益の5%」
「196万円以上330万円以下の場合は、利益の10%ー9万7500円」
「331万円以上695万円以下の場合は、利益の20%ー42万7500円」
「696万円以上900万円以下の場合は、利益の23%ー63万6000円」
「901万円以上1800万円以下の場合は、利益の33%ー153万6000円」
「1801万円以上4000万円以下の場合は、利益の40%ー279万6000円」
「4001万円以上であれば、利益の45%ー479万6000円」
取引によって発生した利益の合計額が算出されたら、その金額が上記の条件のどれに当てはまるのかを判断して収める税額を計算するようにしましょう。なお合計額がマイナスであった場合は雑所得は発生しません。
・XMで発生した雑所得の申請は確定申告にておこなう
雑所得を実際に収める場合は、確定申告をおこなう必要があります。そのときは支払う雑所得の計算以外にも源泉徴収票を用意したり社会保険料の控除証明書を手配したりと様々なことをおこなう必要がありますので、インターネットなどで詳細なやり方を調べてからおこなうようにしてください。
◆まとめ
ビットコインの取引ときくと、専用の取引所でおこなっていることと同じ取引をするのを想像しがちですが、XMではCFDの一環として取引をおこなっているため、やり方そのものはXM内の他の取引と大差はありません。利益の計算や税金の処理なども他の取引と一緒におこなわれるため取引に関する負担はあまりありませんので、ビットコインの取引に興味がありましたら一度やってみてください。