XMでFXをするには口座開設をする必要があります。ですが口座開設するときに必ず行わなければいけないのが必要書類の提出。口座を作った自分自身や自分が住んでいる証拠を提出して証明する必要があります。基本的には書類のPDFや写真を撮ればいいのですが、どういった書類が必要となるのか、またどういったものが写っていなければいけないのかは書類によって様々です。今回はXMの口座開設で提出する必要書類などについてお話しします。
◆XMの口座開設で用意すべき必要書類
XMの口座開設で提出する必要書類とはどういったものがあるのでしょうか。
・本人確認書類
必要書類が発生するものの1つが「本人確認」です。口座開設をした本人の証明をするための操作となります。本人を証明する必要があることから、提出するのは公的機関の発行した「写真付き身分証明書」出ないといけません。条件に該当するものは運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどとなります。
提出する必要書類にはいくつか注意すべきことがあります。1つ目は「有効期限内である」こと。運転免許証やパスポートには有効期限が明記されており、期限内の証明書出ないと認められません。もしも期限外であるときはあきらめてほかの証明書を用いるようにしてください。
2つ目は「顔写真がカラーで撮影されている」ことです。証明書の条件には顔写真のあることですが、同時にカラーでないといけないという条件が含まれています。デジカメの撮影やスマートフォンの撮影はデフォルトでカラーとなっているため、それほど気にすることはないでしょう。
またパスポートのみ、顔写真の下に記載されている英文字と数字も映っていることが必須事項となっています。撮影時はそちらにも気を付けて撮影してください。
・住所確認書類
必要書類が必要なものの2つ目は「住所確認」です。申請者本人の住所が記載された書類を提出する必要があります。XMでは必要な情報をメールなどで通知されるため、住所を使うことはまずありませんが、住所の登録が必要となっています。必要となる書類は第三者機関が発行した書類のみとなりますので注意しましょう。
実際に住所確認で使用できるのは、健康保険証や住民票、公共料金の明細書などです。クレジットカードや銀行の明細書や請求書も「第三者が発行したもの」に該当するため有効となっています。
なお保険証のみ「表面に記載されている住所と今の住所が違う場合は」使用できませんので気を付けてください。通常住所が変わると裏面に新しい住所を記載するのですが、XMの住所確認ではそうした保険証の使用は認められておらず、ほかの書類の提出が求められます。
◆XMの口座開設で必要書類と認定されないもの
運転免許証などを必要書類として提出できる一方で、必要書類と認定されないものもありますので注意してください。
・学生証
XMでは「口座をもてるのは18歳以上」と規約で定めています。そのため大学生や専門学生、場合によっては高校生もXMで口座をもつことが可能です。
XMで本人確認をするときに、いつもの習慣で学生証を使えばいいと思うかもしれませんが、おそらく認められないでしょう。XMでは本人確認として学生証の使用を認めていないからです。
なぜ学生証が認められないのかは明確に答えが出ているわけではありませんが、「信頼性に問題がある」ことが考えられます。XMで本人確認のために提出する必要書類は運転免許証やパスポートなど公的機関が発行したものです。学生証は公的機関というより、今いる学校が発行した私的なものであることから、信頼に関してはほかの書類より低いです。
学生が用意できる本人確認書類で一番手ごろなのは運転免許証なため、本人確認でもそちらを使うことになるかと思われます。ですが免許を取得していない方はどうすれよいでしょうか。残るものとして考えられるのは「マイナンバーカード」と「パスポート」の2つがあり、パスポートに関しては海外にいくことがなければ取得する機会はないはずなので、ここはマイナンバーカードが妥当といえます。
学生でまだ運転免許証を持っていないときは、マイナンバーカードを取得して提出するようにしましょう。
・社員証
社員証もまた禁止となっています。理由としては「信頼性が不足している」ことが挙げられます。社員証は会社が発行しているものであり、会社ごとに記載内容が異なるなどの事情で、本人確認としての使用が認められていません。
また「期間が明確になっていない」というのも認められない理由の1つでしょう。免許証であれば5年ごとに更新を必要としますが、社員証については会社そのものが変化しない限りは変える必要がありません。勤続年数次第では10年以上も同じものを使えることにもなり、さらに社員証があるからといってそこの会社に在籍しているかどうかもわからないことから、身分証明としては信頼性が低いといえます。
・マイナンバー通知カード
マイナンバーカードは本人確認で使用できます。ですがマイナンバーの「通知カード」に関しては本人確認として認められませんので気を付けてください。理由としては「顔写真」がないからです。本人確認では「顔写真のついている資料」しか認められないようになっており、通知カードは顔写真がないことから使用不可能となっています。健康保険証も住所確認では使用できるけど、本人確認だと使用できないのも、同じ理由です。
もしもマイナンバーカードではなく通知カードしかもっていない場合は、運転免許証などほかの証明書に切り替えるか、通知カードを使ってマイナンバーカードを取得するようにしてください。
◆まとめ
必要書類の提出といっても、紙面にしたものを提出する必要はありません。PDF化、あるいは撮影した書類をマイページから提出するというだけです。提出すること自体は簡単ですが、提出する書類に関しては気を付けなければいけません。
本人確認であれば運転免許証、住所確認であれば健康保険証など、提出できる書類を変える必要があり、さらに写真で写すときにも条件が設定されているからです。そうしたことに気を付けて提出するようにしましょう。