XMでは自分の資金にレバレッジを仕掛けて取引をおこないます。購入したものが値上がりすれば儲かる反面、価格が下落すれば損をしてしまうという性質があることから、取り引きに踏み出せないという方も少なくありません。そうした方におすすめなのがデモ口座。今回はこのデモ口座の作り方などについて紹介します。
◆口座開設の手続き
デモ口座を開設するには公式サイトより所定の手続きが必要になります。
・公式サイトよりデモ口座の手続き
まずは公式サイトにアクセスしてください。そこにある「デモ口座を開設する」をクリックすればデモ口座開設の他の手続きが開始されます。
・個人情報を入力
「下のお名前」と「姓」には名前をローマ字で入力しますが、デモ口座では適当な名前でも大丈夫です。
「居住国」はリストから選択するので「Japan」を選択します。
「都道府県・市」は「Hokkaido」など自分のいる都道府県をセットしてください。
「電話」は+81の後に01033332222と電話番号を入力します。
「Eメール」ではデモ口座開設に使用するメールアドレスを設定します。口座を作るとXMから確認メールが来て、それに返事をする必要があるので正確に入力しましょう。
「希望言語」はリストからの選択形式になっているので「日本語」を選びます。
・取引情報詳細を入力
「取引プラットフォーム」ではFXの取引に使用するプラットフォームを選択します。MT4とMT5のいずれかを選ぶことになりますが、基本的には機能がシンプルなMT4を選ぶようにしましょう。
「口座タイプ」はスタンダード口座とゼロ口座のどちらかを選択することになります。デモ口座の場合はゼロ口座を選ぶメリットはあまり無いので、スタンダード口座のほうがおすすめです。
「口座の基本通貨」では日本円の「JPY」を選ぶことになりますが、実際に入金はしないので他の通貨でも問題はありません。
「レバレッジ」は取引にかけられるレバレッジの最大値を選択します。デモ口座の場合は途中でレバレッジを変更することができないので、ここでは最大の「888倍」にしましょう。
「投資額 (USD)」は投資する資産額をドルにして入力します。
「パスワード」では希望するパスワードを8文字から15文字設定をします。
それらの設定が終わったら「デモ口座開設」をクリックしてください。
・確認メールを受け取り
「Eメールをご確認ください」ということが記載されて画面が表示されるので、デモ口座開設時に入力したメールアドレスあてにXM空メールが来ていないかチェックしてください。
メールが届いたのを確認したら、メールにある「こちら」のリンクか「Eメールを確認ください」をクリックすれば登録は完了です。
またダウンロードするプラットフォームと、ログインするときのIDおよびサーバー番号がメールに記載されているのでメモするなどして忘れないようにしましょう。
◆プラットフォームのインストール
デモ口座の場合もリアル口座おと同じくプラットフォームをダウンロードする必要があります。
・公式サイトからダウンロード
公式サイトの上部に「プラットフォーム」があるのでクリック、プラットフォーム選択画面があるので、登録時に選択したプラットフォームを選んでクリックしてください。プラットフォームはOS別に存在しているので、使用しているパソコンのOSがWindowsの場合はPC版、MacOSの場合はMac版を使用することになります。適切なプラットフォームをクリックするとダウンロード確認画面が出てくるので、そのままダウンロードを行います。
・ログイン
使用しているパソコンにプラットフォームのファイルをダウンロードしたら、それをダブルクリックして起動しましょう。起動すると「適切なサーバーを選択してください」という画面が表示されるので、XMから届いたメールに記載されているサーバー番号をリストから探して「次へ」ボタンを押します。無い場合はリストの一番下の行にサーバー番号を入れた後「スキャン」をクリックして探し出します。
今度はログイン画面が表示されるので「既存アカウント」のラジオボタンを選択した後に、メールアドレスに記載されていたユーザーIDと自身で設定したパスワードしてログインしましょう。
起動するたびにパスワードを入力するのが面倒という方は「パスワードを保存する」のチェックボックスにチェックを入れておく楽になります。ログインに成功した後に「完了」をクリックすればデモ口座が使えるようになります。
◆デモ口座の特徴
ここではデモ口座の特徴について説明をします。
・入金は不要だが出金もできない
通常のFX取り引きの場合、XMに作った口座に銀行やクレジットカードなどからお金を入れてから取引を行うのですが、デモ口座の場合は自身のお金を入れる必要はありません。プラットフォームで「追加したい仮想資金の金額」を入力すれば、そのお金を元手に取り引きを行うことができます。
仮想資金を使って取り引きをすることから現実のお金を用意する必要はありませんが、逆にいうとデモ口座で利益を上げたとしても、そのお金を現実のものにすることもできません。
・取引は迅速に行うことができる
現実の取り引きの場合、他のトレーダーからの注文が大量に発生すると、約定までに時間がかかったりスプレッドが一時的に広がったりすることがあるのですが、デモ口座は約定を仮想的に行うので処理がすぐに完了してスプレッドも不自然に広がることがありません。デモ口座からリアル口座に切り替えた場合は、この違いに悩まされることがあるので気をつけてください。
・扱う通貨やチャートリアルとほぼ同じ
デモ口座は仮想的に取り引きを行うところですが、取り引きに用いる通貨はリアル口座で扱うものとほぼ同じであり、価格変動をチャートもリアルでおきたのと同じ動きをします。ただしデモ口座のチャートは現実に起きたチャートの後をなぞるように変化していくだけなので、チャートの変化するスピードはリアル口座よりも遅くなっています。
◆まとめ
デモ口座はリアル口座よりも手続きが簡単でありながら、ノーリスクで取り引きすることができ、チャートもリアルのものと同じが使えるなどFXの練習をするにはうってつけです。ですが、取引はあくまでも仮想的なものであり、利益を自分のものにすることはできません。デモ口座で練習しつつもFXで利益を得たい場合はどこかでリアル口座を作る必要があるので覚えておいてください。