XMでデモ口座で気になるのは期間ではないでしょうか。架空の口座であるがゆえに、有効期間があり、それを過ぎたら以降は口座が使えなくなると思っている方もいるでしょう。今回はそうしたデモ口座の期限について説明していきます。
◆XMでつくったデモ口座に期限はない?
デモ口座にそもそも期限はあるのでしょうか。
・使い続けていれば期限は発生しない
デモ口座の有効期限ですが、結論から言ってしまえば存在しません。一度口座を作り取引し続ける限りは、ほぼ永久的に口座が存続するようになります。デモ口座に期限を設けていないのは、デモ口座のメリットを消してしまう恐れがあるからです。
デモ口座の場合は取引の実験をするために作ることも多く、時には長期的な経過を要する取引の実験で用いることも少なくありません。もしもデモ口座の有効期限を定めてしまうと、長期的な観測が必要な取引の実験が不可能になるなど、デモ口座としてのメリットが発揮できなくなる恐れがあります。
またデモ口座でよく勘違いされやすいのが「お金がなくなったら、デモ口座はなくなる」という話です。こちらもデマであり、お金が無くなったとしてもすぐに口座が消えることはありません。資金がなくなったら口座を作り直して、またお金がなくなったら作り直しをするのはトレーダーだけでなく、XM側にもかなり面倒な行為となるからです。
デモ口座はリアル現実に口座がないため入金はおこなえませんが、ライブチャットなどからスタッフに依頼をすれば(仮想的な)お金の補充をしてくれます。お金が不足したときそちらで依頼するようにしてください。
・使っていなければ90日が期限にある
デモ口座は取引をしている限り半永久的に存在し続ける口座ですか、ひとつだけ消滅してしまう条件があります。それが「90日以上取引しなかった」場合。90日以上何もしないとデモ口座は無条件で消滅するため、こちらが事実上の期限と言っていいかもしれません。
基本的に取引したかどうかがトリガーとなっているため、取引する金額やロット数に関しては何でもよいようになっています。仮に1ロットでも1ドルでも取引をおこなえば、そこから90日までは何もしなくてもデモ口座が存続し続けることとなります。
「90日間存在し続けるのだから90日ごとに取引すれば問題ない」と思うかもしれませんが、リスクもありますので注意してください。90日後の日が土曜日や日曜日であった場合は取引できませんし、平日であってもサーバーがメンテナンス中であれば取引はできないので、何もできずに口座が消滅するといったことがあるからです。
・期限を過ぎないようにするために
「頻繁にデモ口座で取引するわけではないけれど、口座が消滅するのを避けたい」という場合はどうすれば良いでしょうか 。そうした場合はEAを導入していてください。EAと聞くとリアル口座でしか使えないと思っている方もいますが、デモ口座で使用可能なものがあり、そうしたものを使えば自動で取引がおこなわれるため口座の消滅を免れます。
ただしEAはダウンロードするのに数万円、ものによっては10万円以上することもあるで、デモ口座を存続させるだけために購入するのは、経済的にあまりよろしいことではないかもしれません。そのためにリアル口座で使っていたEAをそのままデモ口座でも使いますなど、コストを抑えるための工夫が必要となりますので気をつけてください。
◆デモ口座ではなくXMのリアル口座に期限はあるのか?
デモ口座ではなくリアル口座に期限はあるのでしょうか。
・デモ口座と同じく基本的には期限がない
今までデモ口座について話していきました。ではリアル口座は期限というものは存在しているのでしょうか。こちらもデモ口座と同じく期限というものは存在していません。取引をし続けている限りは口座も永久的に存在することになっています。
XM のトレーナーの中にも数年の経験なし10年以上経験している方もいますが、「明日でも口座の期限が過ぎるので更新します」といった経験をした人はおそらくいないでしょう。
またリアル口座はトレーダーが入金したお金の管理もおこなっています。「有効期限をすぎたから口座を閉じる」といったことをおこなうと、入金したお金も一緒に失うことになり、下手をすれば訴訟問題に発展しかねません。(トレーダー側で違法行為をしていた場合はXM側で強制的に閉じることがあります。)そうしたリスクがあるため、基本的にリアル口座は存続し続けることになります。
・90日以上何もしない状態+お金もないことが有効期限となる
リアル口座が消滅することは基本的にありませんが、さすがに無条件で存続し続けるわけではありませんので気をつけてください。具体的には90日以上何もしていないかつ、お金がないという条件を満たすと、リアル口座は消滅することになります。
お金が入っている口座を消滅させることは訴訟問題となりかねませんが、お金の入っていない口座であれば話は別です。誰も損をしないのですから。そのためお金が入っていない口座であり、かつ一定期間以上取引していないことが確認できれば、XM側の判断で口座を消滅させることがなります。こうしたものが事実上の有効期限と言ってよいでしょう。
では「90日以上取引はしていないけれど、口座にお金が入っている」場合はどうなるでしょうか。こうした場合はいきなり口座を消滅させることはせず、1月あたり約5ドルの口座維持料を徴収するようになっています。口座維持料を支払い続けている限り、口座は存続しますが、もしも口座を維持するためのお金がなくなった場合は、口座が消滅するようになります。
◆まとめ
取引し続ける限り、デモ口座は永久的に存在し続けます。そのためスキャルピングなどの短期取引だけでなくある程度長期的な取引も実験が可能です。ただし90日以上何もしていないと、使用していない口座とみなされるため、口座が消滅します。最低でも2か月ないし2か月半に1回は取引をおこなうようにしましょう。
なおデモ口座はお金がなくなったとしても、ライブチャットなどからスタッフに願いするお金を補充してくれますので、お金がなくなることは消滅する条件とはなりません。