XMではスタンダード口座やマイクロ口座、ゼロ口座以外にもデモ口座という架空の口座も作成できます。デモ口座はお金を入れる必要がないにもかかわらず、現実の取引するのと同じような感覚でトレードが可能です。そうしたデモ口座を作るにはどういった手続きをおこない、ログインするためにはどのような方法があるのでしょうか。今回はデモ口座の開設方法やログイン方法などについて紹介していきます。
◆XMでのログイン先となるデモ口座の開設手続き
デモ口座もリアル口座と同じく公式サイトから開設手続きをおこなう必要がありますので、手順などを紹介します。
・公式サイトから口座開設手続きをおこなう
XMのデモ口座を使うには、専用の口座を用意する必要があるので、まずは公式サイトにアクセスしましょう。公式サイトでは「デモ口座開設」をクリックして口座開設の手続きをはじめていきます。
デモ口座を開設するときは住所氏名などの個人情報を入力しますが、本名や自宅の住所でなくても構いません。デモ口座はあくまでも架空の口座なので、住所などは嘘な情報でよいのですが、一部の情報は正確に設定する必要があります。たとえば「取引プラットフォームタイプ」。MT4あるいはMT5のどちらかを選ぶ必要があり、途中で切り替えられないのでどちらを使うのかしっかり決めておく必要もあります。「Eメールアドレス」についても同様です。開設手続き完了後にXMからサーバー名や、ログインIDが記載されたメールが送信されることになっているため、正確に入力することが求められます。
「投資額」ですが、架空の資金となっているものですが、多めに設定しておいたほうが取引が継続するので。高めの金額を設定しておいたほうがよいかもしれません。「パスワード」や「パスワード確認」ではログイン口座に使用するパスワードを選択します。
・リアル口座とデモ口座で異なること
デモ口座もリアル口座と同じように解説できるのですが、いくつか異なっている箇所があります。異なる箇所の1つが「本人確認と住所確認」。リアル口座の場合は、お金を入金したり出金したりするため、XMだけでなく口座をつくる本人にも信頼が求められます。そのためリアル口座開設では開設手続き後に本人確認と住所確認をおこなわなければいけません。
デモ口座の場合は、架空のお金を使ってトレードをすることになるので、トレーダーがどんな人であっても問題ないようになっています。結果としてデモ口座では本人確認や住所確認が不要であり、開設で続きをおこなえば即座にトレードがおこなえます。
異なる箇所の2つ目は「取引ボーナスの有無」です。XMでは取引をするたびに、取引に転用できるXMPというボーナスが支給されます。ただしXMPはリアル口座で取引した人に対して支給されるものであり、デモ口座はいくら取引してもボーナスは得られません。
・なぜデモ口座でログインする前に口座をつくるのか
デモ口座は架空の口座なのにもかかわらず、リアル口座と同じく特定の手続きが必要です。なぜそうした煩わしいことをするのでしょうか。手続きが必要なのは「デモ口座でもサーバーの中に専用領域をつくる必要がある」という理由からです。
デモ口座ではたしかに架空のお金を使い、現実のお金は使わないのですが、トレードで使用する通貨ペアの価格をはじめ、プラットフォーム内で使用するチャートやインジケーターはリアル口座と代わりはありません。
そうした情報を取り扱い、かつ処理速度もリアル口座並みの性能をキープするためにはサーバーを用意する必要があります。サーバーを確保するにはそれなりの手続きをおこなう必要があることから、デモ口座にもプラットフォームの選択などの手続きが求められるようになりました。
◆XMのデモ口座へのログイン
デモ口座を開設できたら今度はXMからきたメールなどをもとにログインしてみましょう。
・デモ口座をログインするためのプラットフォームのダウンロード
デモ口座の開設手続きをおこない、XMから口座開設の通知メールとログインIDおよび使用するサーバー名が確認できたら、取引用のプラットフォームをダウンロードする必要があります。プラットフォーム自体は公式サイトからダウンロードできますが、MT4とMT5の2種類があるので間違えないようにしてください。もしもどちらを使うのかを忘れたときは、XMから来たメールに記載されているので確認しましょう。
・デモ口座のログイン操作手順
MT4ないしMT5のプラットフォームをダウンロードできたら、起動します。ログインしたいときは画面左上のメニューにて、「ファイル」→「デモ口座の申請」の順番でクリックしてログイン画面を表示してください。
最初におこなうのは取引用サーバーの選択です。XMから送られてメールに記載されているサーバー名を画面のリストから探して選択して「次へ」ボタンを押します。
今度はログインIDとパスワードを尋ねられますのでそれぞれを入力していきましょう。ログインIDはXMから送られてきたメールに記載されているもの使用し、パスワードは口座開設時に入力したものを使用します。入力が終わるとプラットフォームのトップ画面に戻りますので、左下に「297/0 kb」などと数字が出ているかどうかを確認してください。
数字が出ていればログイン成功です。もしも「回線不明」など数字以外のものが出ていた場合はログイン失敗を表していますので、パスワードが間違えていないかどうかなどを確認してみてください。
◆まとめ
プラットフォームデモ口座はたしかに架空のお金を使って取引をするため、万が一儲けたとしても自分の口座に利益の反映がおこなえません。ですが裏を返せば、いくら損失が発生したとしても、架空の損失であるため自分の資金は一切減らないというメリットも存在していることになります。そのためデモ口座ではリアル口座ではおこなえないような実験的な取引がおこなえたり、リスクのある取引を試せたりします。「やってみたいことがあるけども、リアルでうまくいくかどうか不安」という場合はデモ口座を作って試してみるのもよいかもしれません。