「時は金なり」ということわざがあるように、時間の扱いは何事にお手も重要です。FXも例外ではなく、取引のタイミングや取引時間に注意する必要があります。XMでは通貨以外にもCFDとしていろいろな項目が扱えるようになっており、取引時間もそれぞれで異なっています。CFDは項目によって取引時間はどれくらい変化するものなのでしょうか。今回はCFDの取引時間などについて説明していきます。
◆XMのCFD、株価先物指数の取引時間
CFDの項目としてまずは株価先物指数の取引時間を見ていきましょう。先進国のものがあれば後進国のものもあるため種類は結構多くあります。
・株価先物指数の取引時間
XMでは日本のみならずアメリカやヨーロッパなど様々な国の株価指数の購入や売却がおこなえます。そうした株価指数の取引時間はどうなっているのでしょうか。
日経225(JP225)の先物指数は8時5分から翌日の6時15分まで、中国A株50(CHI)の先物指数の取引時間は10時5分から17時25分まで、米ナスダック100(UI100)の先物指数は8時5分から翌日の6時15分までとなっています。
日本やアメリカ、ヨーロッパなど主たる国の先物指数は8時5分から翌日の6時15分の間で取引できるのに対して、中国などFXの世界でマイナーに属する国の場合はそれぞれ取引時間が設定されています。
・現物指数の取引時間
CFDには先物以外にも現物の指数も存在しています。先物指数と同じように思えますが、実際のところどうなのでしょうか。
日経225(JP225Cash)の先物指数は8時5分から翌日の6時15分まで、中国A株50(CHI Cash)の先物指数の取引時間は10時5分から17時25分まで、米ナスダック100(UI100)の先物指数は8時5分から翌日の6時15分までとなっています。
多くの指数は先物と同じとなっているので、現物と先物の両方を依拠に取引できるといってよいでしょう。
◆XMのCFD、エネルギーの取引時間
次はエネルギーの取引時間についてみていきます。
・原油の取引時間
XMで扱える原油には2種類あり、それぞれで取引時間が異なっています。BRENT原油の場合は10時5分から翌日の7時55分、WTI原油であれば8時5分から翌日の6時55分までです。同じ原油であっても開始時間が10時と8時と異なっていますので、早朝に取引するときは開始時間に注意しましょう。
・天然ガスの取引時間
原油以外にも天然ガスも扱っていますので見ていきましょう。天然ガスもNGASとロンドンガスを表す「GSOIL」の2種類があり、こちらも取引時間が異なっています。ロンドンガスは10時5分から翌日の7時55分が取引時間となっており、通常の天然ガスは8時5分から翌日の6時55分までが取引時間となっています。
同じ天然ガスなのだから取引時間も同じにしてほしいと思うかもしれませんが、商習慣の影響から七日取引時間が異なっていますので、理解しておいてください。
◆XMのCFDで共通する取引時間の認識
CFDで共通する取引時間のルールなどについて説明していきます。
・取引していない時間でもチャートは変動する
FX取引は指定時間内でしかおこなえないことから価格変動も取引時間にしか起きない、と思っている方もいるでしょう。ですが実際には取引時間の少し前から価格のチャートに変化が起きている場合があります。取引開始に合わせた予約注文の影響で変動するみたいです。
ただしチャートは変動していても取引できない時間帯には変わりありません。そのため取引時間開始直後から仕掛ける人以外ならばそれほど気にすることでもないでしょう。
・取引時間としてどの時間がオススメ
CFDはほぼすべての項目で12時間以上取引がおこなえます。ですが時間帯によってはオススメできる時間帯とできない時間帯というのが存在しています。CFDであればどの時間帯がオススメでしょうか。
オススメできる時間帯は、午後11時から翌日の6時ぐらいです。深夜帯の時間はニューヨーク市場が開いている時間となっており、取引が最も活発におこなわれる時間帯でもあります。
通常は通貨ペアを取引するときのオススメな時間帯となるユーヨーク市場の時間帯ですが、CFDの取引も活発になることから、CFDにとってもオススメな取引時間となっています。
ただし時間帯が深夜となっていることには注意が必要です。日中仕事していて深夜まで起きているのは体への負担も大きいものとなります。起きているのがつらいときは、ほかの時間帯を探したり自動で処理したりできる仕組みを考えておいたほうがよいかもしれません。
・もう一つのオススメな時間帯
ニューヨーク市場の時間帯が難しいという場合は、ロンドン市場が開いている午後4時以降の時間帯を選ぶようにしましょう。日本時間の深夜に営業しているため起きているのがつらいニューヨーク市場に対して、ロンドン市場は夕方からなので、起きているのはつらくないはずです。
また午後4時と仕事が終わる時間に近いのもよいところです。取引の規模に関しては残念ながらニューヨーク市場には劣りますが、それでもロンドン市場は世界で見てもかなり大きな市場となりますので、CFDの取引時間としては十分だといえます。
利益を上げるために健康を害すると、長期的な取引をするときにマイナスとなる恐れがありますので、自分の健康を考慮するときはロンドン市場の時間帯のほうがよいかもしれません。
◆まとめ
CFDは項目によって取引時間が異なることから、自分が扱いたいものに関しては取引時間を調べておいたほうがよいでしょう。取引時間を見ずに扱おうとすると「売却したいのに今はその時間じゃない」など時間のせいで自分のおこないたいことができなくなることがあります。
取引時間によっては利益を得やすい時間帯があり、CFDであればニューヨーク市場が開いている深夜の時間帯がよいでしょう。ただし深夜まで起きているのはつらいこともありますので、自身の健康と相談して取引するようにしてください。