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XMでFX取引をするときに休みが重要になる理由

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「戦いに防御は不要、攻撃あるのみ」という言葉あるように、守りよりも攻めのほうが重要視されることは少なくありません。FXでもそうした考えを持っている人がおり、ひたすら攻めること二のみ集中する人がいます。ですが、そうした人が利益を上げるのはかなり困難です。FXでは攻めだけでなく守りも選択を要求されることがあり、場合によって休む必要もでてきます。今回はXMなどのFXで意図的に休みを取らなければいけない理由について説明していきます。

 

 

◆XMでは休みを取らないFXは危険

FXでは適切なタイミングになるまでは休む必要があります。

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・市場のランダム性が高くなった

FXで休みを取らなければいけないのは「市場のランダム性が高くなっている」からです。FXの市場は8割が一定範囲内で変動を繰り返すレンジであるといわれるように、昔からランダム性はありました。ですが現在はある事情によってランダム性が上昇しています。

 

理由はアルゴリズム取引やHFT取引(コンピューターを使ってミリ秒単位で取引をすること。)が台頭したことによるものです。IT技術の発展によりFX市場では人が取引する以外にもコンピューターによる取引も増えてきました。

 

人とコンピューターの違いは「速さ」と「迷い」です。1秒間に1万以上の命令を処理できるコンピューターは、人と比較して多くの注文をごく短い時間におこなうことが可能です。さらに人は考え迷うのに対して、コンピューターは設定された条件に従うので迷いません。結果として極端かつ大量の注文が短期間で市場に出回るようになり、結果として市場のランダム性が大幅に上昇しました。

 

ランダム性の高い市場では何となく取引しても、稼ぐことはできません。(取引によってはランダム性がうまく働いて稼げる場合もありますが、トータルで見るとプラスマイナスゼロやマイナスになる可能性が高いです。)そのためFXをするときはレンジ相場ではなくトレンド相場を狙って行う必要があります。

 

トレンド相場はFX全体の2割ほどしかありません。そのため8割以上の相場では休みを取り、機が熟したらFXに参入する必要があります。

 

 

・フラッシュクラッシュの危険性も増えている

FXで休みが必要になるのはフラッシュクラッシュに巻き込まれないという理由もあります。フラッシュクラッシュとは、相場が瞬間的に急落する現象の事のことです。下落するのはかなりの短時間であり、その後は相場復活したり下落幅が緩くなったりします。

 

フラッシュクラッシュも昔からあった現象ですが、現在は昔よりも増えています。理由はHFT取引の増加です。HFT取引を多くのトレーダーがおこなえるようになった結果、市場でわずかな変動が発生すると、一挙に大量の注文が出るようになりました。

 

またHTF取引は意図的にフラッシュクラッシュを狙っている場合もあります。トレーダーによっては損切の注文を入れている場合があり、フラッシュクラッシュによって一瞬でも相場を下落させると、損切注文が強制的に発動する可能性があります。FXにおいて相手の損失が自分の利益になる場合があるので、フラッシュクラッシュを引き起こせると一部の清涼苦が稼げるようになるのです。

 

フラッシュクラッシュが発生するタイミングはどこになるのかは簡単に予想できません。少なくとも相場が動かないレンジ相場の時はフラッシュクラッシュが発生するので、レンジ相場の時は休みを取ったほうがよいでしょう。

 

 

◆XMでFXするときは、人の心も考えて休み取る必要がある

人の心理も考えると時には休みを選択する必要があります。

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・FXには不向きな人間の心理

FXはほぼ24時間おこなえるのですが、安定して稼ぐにはときどき休みを取ったほうがよいです。理由は人間の心理にあります。FXでは「利益は最大に、損失は最小に」を原則として取引するのですが、人間の心理はそうなっておらず意識しないと「利益は最小、損失は最大」になりかねません。

 

人間は利益と損失に対する印象が異なります。一般的に「利益より損失のほうが強く心に残る」、「金額が増えるほど利益も損失も心に残る強さが少なくなっていく」という性質があります。

 

 

・少しの利益が出たらすぐに約定してしまう心理

先ほど述べたように利益は損失よりも心に残りにくく、かつ金額が増えるほど印象は少なくなるのが特徴です。そうした特徴を踏まえて人は利益を前にどういったことをするでしょうか。

 

答えは「すぐに約定してしまう」ことです。利益は失敗よりも印象に残りにくく、金額が増えてもあまり意識されないことは「利益は多くても少なくても大して変わらない」を意味します。そのため利益が出たときにそれ以上大きくする意識が薄くなり、利益が出た瞬間に約定しようとします。そのため人間の心理に従うだけだと、十分な利益が上げられません。

 

・損失を膨らませてしまう

では損失はどうなるでしょうか。「損失は利益よりも強く心に残る」、「金額が増えても印象はたいして強くならない」という性質を踏まえると「大きく損をした時に約定してしまう」ようになります。

 

人の心理では損失額が少なくても心に強く残ります。損が出たらできるだけ早く損切りすることを求められますが、心に強く残るため損切の決断ができません。

 

さらに金額が増えても印象はそれほど強くならないことから、「下がらずにいずれ上がるだろう」と損失について楽観的に考えてしまいます。その結果として損失が大きくなってしまい、本当に苦しくなった時に損切をすることとなります。

 

 

◆まとめ

FX取引は平日24時間いつでもおこなえることから、常時取引をする必要があると思うでしょう。ですがFXではランダム性の高いレンジ相場が大半であるため、タイミングを見て取引しないと、十分な利益が得られなくなります。レンジ相場からトレンド相場に変わったらFXをするチャンスです。それまでは休みなどを取って待つようにしましょう。

 

また人の心理はFXに対しては不利に働くことから取引するときは強い自制心が求められます。自制心が維持できないときは意図的に休むことも考える必要があります。

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