ほとんどの手続きをインターネット上で済ませられるXMは口座開設するためにかかる時間は短いです。ですが口座を有効化するとなると話が変わります。インターネット上だけで済ませられない作業があることから、数日の日数が必要になるからです。
◆XMの口座を有効化するのにかかる時間
XMの口座開設はあっという間に終わりますが、有効化には時間がかかります。どれくらいの時間がかかるのでしょうか。
・3営業日から5営業日ほどの日数がかかる
XMで口座を有効化するには3営業日から5営業日ほど待つ必要があります。時間がかかる理由の一つが書類のチェック。口座を有効化するには、こちらから提出した住所確認書類や本人確認書類を機械ではなく、人間がチェックしていることから、時間がかかるようになっています。一般的には書類を提出してから結果が出るまでには3営業日ほどかかりますが、XMの込み具合などにもよるのか当日中に済まされる場合も少なくありません。
その日のうちに審査が終わればそれに越したことはないのですが、待たされるかどうかはXM側の事情でありこちらではわからないことです。そのため「有効化のための書類を提出したら、3営業日ぐらいは待たされる」と考えておいたほうがよいでしょう。
・有効化するまでの時間でやっておくべきこと
XMでは口座を開設して有効化するまでにはある程度の日数を要します。待っている時間は適当に過ごすのもよいかもしれませんが、取引をおこなうに向けて準備をしておくようにしてください。
まずは「資金」の準備です。自分の資産をすべてXMに投入するのはあまりオススメできませんので、今投入する資産や、投入できる資産の上限を決めておくようにしましょう。また複数の口座に貯金している場合は、各講座にいくらぐらいお金をストックしているのか把握しておくのも大切です。
「FXに関する知識を仕入れておくこと」も大切です。百聞は一見に如かず」というように、FX取引をやりながらさまざまなことを学んでいくのもよいですが、基本的にはある程度の知識を仕入れておいたから取引をしたほうがうまくいきます。
口座が有効化するまでには多少時間がありますので、そうした時間でFXに関する初心者向けの本などを読んでみてはいかがでしょうか。
・有効化にマイナンバーはいらない
「FXや株式投資をするときは、マイナンバーカードの提出が必要」と言われることも多いですが、XMにおいてはマイナンバーカードの提出は不要です。マイナンバーカードの提出が必要なことを定めているのは日本の法律であり、国内の金融ライセンスをもっているFX業者などはマイナンバーカードの提出を義務付けています。
ですがXMは日本の金融ライセンスは取得しておらず、海外の金融ライセンスを取得しているだけなので、マイナンバーカードを提出する必要はありません。あくまでも住所確認用の書類と本人確認用の書類の2種類があれば大丈夫となっています。
マイナンバーは12桁の数字で個人を特定するというシステムのカードですが、管理対象は日本に住んでいる方だけであり、海外の人というのは含まれていません。12桁なので設定上は1000億人の個人情報を管理できるため世界中の人を管理できるものの、海外の人の個人情報を入手するにはその国との折衝を行う必要があるので、今もなお国内にいる人の個人情報にとどまっています。さまざまな国のトレーダーがいるXMではマイナンバーの12桁の数字というのは、とくに意味のないような数字と言っていいかもしれません。
◆XMで口座を有効化するときの時間で考えておくこと
XMでは口座を有効化するのに時間がかかります。いいかえれば「必ず時間がかかる」ので、そうした時間を有効活用してみてはいかがでしょうか。
・口座を有効化した後は何ができる
口座を有効化した後は取引をおこなえるのですが、取引以外にもおこなえることがあります。それが「口座開設ボーナスをえらえる」ことです。XMではスタンダード口座ないしマイクロ口座を開設すると、約3000円の口座開設ボーナスがもらえるようになっています。口座開設ボーナスを得られる条件は「口座の有効化」。所定の手続きを行って承認をもらい口座の有効化が確認されると、XMのマイページから入手できます。
こうした口座開設ボーナスですが、いつでももらえるわけではありませんので気を付けてください。原則としてもらえる条件がそろってから90日以上経過すると自動的に消滅します。そのため口座開設ボーナスをもらえるようになったら、速やかに入手する必要があります。
さらに口座開設ボーナスはゼロ口座を開設したときは入手できません。この辺りは誤解する人も多いので気をつけてください。ゼロ口座開設後にマイクロ口座ないしスタンダード口座を開設すれば口座開設ボーナスは入手できます。
・有効化を確認出来たら、プラットフォームのダウンロードをおこなう
口座の有効化が完了したらXMの公式サイトより、プラットフォームをダウンロードしましょう。取引はMT4ないしMT5のプラットフォームから行うようになっており、マイページからはおこなえません。プラットフォームをダウンロードした後はソフトを起動して、ログインIDとパスワード、サーバー名を入力すれば使用できます。
ログイン情報をもとに有効化した口座と接続をして取引がおこなわれるため、以降はプラットフォームからの操作が中心となります。そのためXMの公式サイトやマイページにアクセスする機会が大きく減るようになるのが特徴です。
◆まとめ
XMの口座を有効化するには数日の時間がかかります。AIなどの発展により認証システムは進化していますが、信頼性などの都合から最後は人の目でチェックする必要があります。そのためAIの活用も試験運用の域にあり実用化には至っていません。
XMでの口座の有効化までにかかる日数も今後はしばらく変わることはないはずです。言い換えれば待つことになる時間やタイミングはおおむね決まっていますので、そうした時間で資金を集めたり知識を得たりと、有効活用するようにしましょう。