「XMのゼロ口座はスキャルピングをするのに適している」といった声を聴いたことありませんか。実際にXMのゼロ口座はスキャルピング用にセッティングされていることから、ほかの口座よりもスキャルピングをするのに適しています。
この時に気になるのがスキャルピングという言葉。そもそもスキャルピングにはどういったメリットとデメリットがあるのでしょうか。今回はこのスキャルピングについて紹介していきます。
◆XMのゼロ口座でできるスキャルピングのメリット
まずはスキャルピングのメリットについて紹介していきます。
・合間に取引ができる
「FX取引をしたいけれどチャートじっくり見る時間がない」と思っていないでしょうか。 通常のFX取引はチャートを眺めながら取引をすることから時間をかけてじっくりおこなうことが多いです。ですがスキャルピングは違います。 一つあたりの取引がだいたい数分で完結する事から、 取引にかける時間がかなり短くなっています。
XMではスマートフォン用のアプリも出ていることから、スマートフォンでの取引も可能です。そのため仕事の休憩時間や昼休みなど今の時間でもスキャルピングはおこなえるようになっており、自分の時間を取られることはほとんどありません。
・レンジ相場に強い
FXの市場は8割がレンジ相場で2割がトレンド相場といわれています。レンジ相場とはレジスタンスラインサポートラインの間を使っている相場であり、多少の価格変動はあるものの一定の範囲内でしか変動しないことから、利益が得られにくくなっています。
通常であればレンジ相場で取引をすることはないのですが、スキャルピングは1取引あたり数pipsの利益が得られれば良いので、レンジ相場でも十分に稼ぐことが可能です。
普段であれば見向きもしない相場であっても、スキャルピングならば十分で利益を得られるのが、ギャルピンクの良いところと言って良いでしょう。
・大損しない
適切な取引がおこなえれば大損しないというのも、XMのゼロ口座でおこなえるスキャルピングのメリットです。FX取引の経験がそれなりにある人の場合、利益と損失の条件を決めることが多いです。例えば「5pips上がったら利益を確定、3pips下がったら損失の確定、総資産の1%以上の損失が出たら損失を確定する」といったことが挙げられます。
スキャルピング自体短期間で取引をすることから、大きな出来事が発生した場合を除き、価格は大きく変わることがありません。大きく価格が変動しないことから1取引あたりで発生する利益や損失は比較的小規模なものとなります。そのため1回の取引で巨額の損失を負うことがないため、ある程度安定した取引がおこなえます。
ただし大損しないのは利益と損失のルールを定めている時だけであることには注意してください。損失が出ても「ここから挽回できる」などと思って何もしていないでいると、大きな損失を抱えることになります。
◆XMのゼロ口座でスキャルピングするときのデメリット
スキャルピングにはどういったデメリットがあるのでしょうか。
・手数料がネック
FX取引は必ず手数料が発生するようになっており、スキャルピングもまた例外ではありません。ゼロ口座はスプレッドが低いため取引で発生する手数料が安いように思えますが、スキャルピングとは別に取引手数料というのが発生するため、一取引あたりのコストはそれなりにかかるようになっています。
取引で十分な利益を得ていれば問題はありませんが、損失ばかり出ていたり、あまり利益を得ていなかったりする場合は取引手数料が重くのしかかっていますので、気をつけてください。
・それ相応のテクニックが要求される
スキャルピングはレンジ相場でも利益が得られる相場となっていますが、レンジ相場で利益を得る為にはそれ相応のテクニック知識が求められるので気をつけてください。レンジ相場自体はレジスタスラインとドトレンドラインの間を行ったり来たりする相場であり、価格が上がるのか下がるのかが読みづらい相場でもあります。
スキャルピングではそうした相場でも理論上は利益を上げられるものの、ポジションを確保した後に価格が上がるか下がるのか正確に予想しなければ利益はあげられません。そのためチャートの分析だけでなくファンダメンタルズの分析もおこなう必要があるなど、様々な分析手段を使いこなす必要があります。
同時に「ポジションを維持する」ことにも注意を払わなければいけません。初心者の場合「ポジションを確保していないと不安になる」ことがあり、延々とスキャルピングを続けることがあります。そのため「スキャルピングをするのは1時間だけ」などルールを決めておいたほうがよいかもしれません。
・取引には集中力を要する
スキャルピングは短期間で取引を完了させるのが良いところです。ですが言い換えは「集中力が要求される」ため実際に行うときは注意が必要です。ポジションを確保したら数分で決済し、またポジションを確保して数分で決済、というのを何度も繰り返すことから集中力がそれなりに求められます。
さらに1取引あたりで今後の相場が上がるのか下がるのかを予想していく必要があることから、損失が出たとしても次の取引をしなければいけないことから、気持ちも切り替えていかなければいけません。そうした事情から短期間の取引であるとはいえ集中して取り組む必要があるため、意外と疲れる取引スタイルとなっています。
◆まとめ
スキャルピングはスイングトレードやデイトレードの一種であることから、 メリットがある一方でデメリットを抱えています。利益や損失に関する条件を決めて、その範囲内で取引するぶんには問題ありませんが、自身が決めたルールを超えて取引をするとリスクも大きくなってしまうため注意が必要です。
同時にレンジ相場で利益を上げられるというメリットをもつ一方で、 知識や分析力がそれなりのテクニックが要求されるというテレビと思っています。スキャルピングをするときはそうした性質を理解しつつ実行するようにしましょう。