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XMでFXするときに見てほしいチャート

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XMなどのFX取引は現実のお金を使用するため、リスクが伴います。リスクが伴う場面ではのるか反るかの選択をしますが、その判断を勘に任せていては、いつまでたっても稼ぐことはできません。FXで利益を出すには選択をするための「根拠」を見つける必要があります。

 

大抵の人はチャートを見て根拠を探しているでしょう。では取引の決断をするのに向いているチャートはどんなのがあるのでしょうか。今回は根拠に使えるチャートである「VIX」について紹介します。

 

 

◆XMでFXするならVIXのチャートチェックは欠かせない

VIXとは別名、恐怖指数とも呼ばれています。指数はチャート化しているため誰でも確認できるようになっています

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・VIX=恐怖指数

米国株市場で用いられているS&P500という先物市場をもとに作られる指数です。いわゆる恐怖指数といわれるものであり、数値が高くなると投資家たちが先行きに対して不安を感じるといわれています。

 

「不安が強くなるのは、よくないのでは?」と思う方もいるでしょう。ですが人は不安になると何かしらのリスク対策を施します。そうしたリスク対策は通常おこなわないようなものであることから、市場が大きく動くようになります。

 

市場が大きく動くことはボラティリティが拡大するチャンス。上手く状況に乗れれば大きな利益が得られるようになります。またVIXの指数はチャートで確認できるため、誰でも簡単にチェックがおこなえます。

 

・VIXのボーダーライン

VIXの指数はチャートで確認できますが、どのあたりがボーダーラインとなるのでしょうか。一般的には20の数値がボーダーラインとなります。20以下ならば市場は安定している、20を超えたら市場は不安定になるとみてよいでしょう。

 

・ボーダーラインで変動する通貨

VIXのボーダーラインである20以下と20オーバーではどういった違いが出てくるのか見ていきましょう。

 

VIXが20以下であるときは市場が安定しているときです。ですが人の心理からみると市場が安定しているときはリスクをとるようになります。いわゆる「リスクオン」状態です。そのため市場が安定していると投資家たちは積極的にリスクを取って儲けようとします。

 

リスクオン状態になると元からボラリティの大きい通貨を求められるようになります。具体的には豪ドルやNZドルなどのオセアニア通貨、トルコリラやメキシコペソなどの新興国通貨が挙げられるでしょう。

 

逆にリスクオン時で価値が下がるのは米ドルなどの強い通貨をはじめ、日本円やスイスフランなどの避難通貨です。売りポジションをメインに使用するならともかく、リスクオン時はそうした通貨の取引は控えることをオススメします。

 

VIXが20オーバーの時はどうなるでしょうか。VIXが20を超えているときは市場全体のリスクが大きい状態です。リスクにさらされると人は安定を求めるようになります。いわゆる「リスクオフ」状態です。リスクオフ字はリスクの高い通貨を避けてリスクの低い通貨で難を逃れようとします。

 

リスクオフ状態になるとボラリティの低い安定した通貨が主役となります。具体的には取引量が世界一多い米ドルや、避難資産と称される日本円やスイスフランが挙げられるでしょう。

 

逆に避けられるのはメキシコペソやトルコリラなどの新興国通貨や、豪ドルなどのオセアニア通貨です。リスクオフの時は強い不安がついてまわるため、取引することにためらうかもしれませんが、ボラリティが高くなるため大きなチャンスの発生するタイミングでもあります。

 

 

◆XMのFXをするときは通貨単体のVIXのチャートも見てみよう

VIXには通貨単体の指数を示したチャートもありますのでそちらもチェックしましょう。

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・通貨単体にVIX

VIXはドル以外の通貨にも用意されておりユーロであればEUVIX、日本円であればJPYVIXがそれぞれの通貨の恐怖指数となります。FXは通貨が主役となるため、そうした通貨のVIXチェックも欠かせません。また通貨のVIXを見るときは必ずペアとなっている通貨も見るようにしてください。

 

ここではドル円で考えてみます。米ドルが強気となる要因があれば上がる可能性はありますが、同じぐらい日本円も強気であるとペア間での力の差が変わらないため、価格も変化しません。FXにおける価格変動はペア間の力の差が出たときに発生しますので、ペアとなっている通貨がそれぞれどんな状況なのかを理解していないといけません。

 

・通貨単体VIXのボーダーライン

では通貨単体VIXのボーダーラインはどこになるのでしょうか。一般的には「8」がボーダーラインといえます。8以下の時はボラリティの低い安定しているリスクオン、8以上はボラリティの大きいリスクオフな状況となります。ただしボーダーラインの数値はあくま目安ですので気を付けてください。

 

VIXが8以下のときは安定している状態なので通貨としては望ましいですが、FXとしてみるのならば取引すべき状況ではありません。FXでの安定とは価格があまりレンジ相場であるため、儲けを出しにくくかつ損しやすい状況であるといえます。レンジ相場はFXのプロであっても難しい相場なので、誰であっても手を出さないほうがよいでしょう。

 

通貨単体のVIXが8を超えているときは逆に不安定な状態を表しています。不安定な状況とは、望ましいことではないでしょうが、FXとしては逆に望ましい状況です。不安定になると価格が大きく動きやすく、かつ流れが読みやすいというトレンド相場になりやすいからです。

 

FXで稼ぎたいのならばトレンド相場を見逃すわけにはいきません。上昇か下降どちらに動くのかは状況次第ですが、積極的に仕掛けていったほうがよいでしょう。

 

 

◆まとめ

今回はVIXを紹介しました。VIXには米市場の1つである先物市場から算出されたものと、通貨単体の状況から算出されたものの2つがあります。名前にそれぞれVIXがついており、紛らわしいかもしれませんが、土台となるものが違うので間違えないようにしてください。

 

またVIXは1つだけ調べても成果が出ないこともありますので、関連する通貨や市場の指数を2,3個ほど調べて状況を判断するようにしましょう。

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