XMのウェビナーは無料で受けられるようになっています。ただし講義内容によっては難しいものもあり、すぐには理解できないこともあるかもしれません。そうしたときに考えるのが録画。録画したものがあれば後から何度も見直せるため学習の助けになります。XMではウェビナーの録画公開はしているのでしょうか。今回はそうした録画に関する情報についてお話していきます。
◆XMのウェビナーは録画されない
XMのウェビナーはオンラインで放送されますが、残念ながら録画などはおこなわれていません。
・リアルタイムが売りだから録画できない
XM のウェビナーは残念ながら録画してくれません。理由はリアルタイムにおこなっているからです。XMのウェビナーの売りはリアルタイムで講義をしていること。録画したものを公開してしまうと売りであるリアルタイムさがなくなってしまうため、録画はしていないのだと考えられます。
また録画すると質問者の内容も含まれてしまうことも理由の一つでしょう。リアルタイムでウェビナーが開催される都合上、リアルタイムで視聴者は質問ができ講師が質問内容に答えてくれるのが特徴です。録画をしてしまうと講師の講義内容だけでなく、受講者の質問内容も含まれてしまうことになるため、録画しての公開はおこなわれていません。(質問内容まで含めて録画してしまうと、内容次第では質問者にも版権などが生じる場合があり、権利関係がややこしくなることが考えられます。)
そのため開催されたウェビナーを録画されず、リアルタイムで視聴できないと以降も視聴できないのは理解しておいてください。
・何度もおこなっている
「一度開催されたウェビナーは二度と受けられないのか」 と思えるかもしれませんがそうではありません。 XMで行われているウェビナーはテーマが限られていることから、同じテーマが日をまたいで開催されることがあります。そのため今回は見逃したとしても、次回同じテーマ開催された時に視聴すれば大丈夫です。
但し質疑応答に関しては、その時のウェビナーですか確認できないので気をつけてください。講義内容は同じであったとしても、講義を受ける側である視聴者の方々が違うことから出てくる質問内容も異なってしまうからです。ウェビナーを聞いていて質問があるときは積極的にした方が良いかもしれません。
ウェビナーのテーマは何度も開催されるのは、視聴者にとっても都合が良いことです。仮に同じテーマのウェビナーが一回しか開催されなかったとしたら、ウェビナーが開催された後にXM 口座を開設した方からすると、そのテーマのウェビナーは二度と受けられないことになります。同じテーマを定期的に開催するということは、トレーダーがいつ口座を作ったとしても特に問題ないというメリットが得られるようになります。
◆XMのウェビナーは録画できるけど注意すべきこともある
XM側で録画はしてくれませんが、自分で録画することは可能です。ただし注意すべき点もありますので気を付けてください。
・商売目的の録画は禁止
XM側でウェビナー録画したものは公開されません。ですがブラウザで視聴するという都合上自分でウェビナーを録画することはできます。言い換えれば「XMが行なってくれないのならば自分がすればいい」ということになります。ただ自分で録画する時には一つ気を付けて欲しいことがあり、それが「他者に渡さない」ことです。
XM が開催したウェビナーの著作権は、基本的にXM側が持っています。そのため XMが所有するウェビナーを、録画して他者に渡すということは XM の所有物を XM 川の許可なく勝手に明け渡すことになるなど、違法行為にあたります。こうした著作権侵害はXM側も許容できない問題であることから、訴訟されるなどのリスクを負うことになるので気をつけてください。
ウェビナーの版権について厳しいのは、「講師を守る」という側面もあるかもしれません。ウェビナー自体は無料で開催されるものの、慈善事業ではないことから講師に対して報酬が支払われていることになります。もしもウェビナーを勝手に録画して勝手に販売してしまうと、講師側の活動も阻害することとなり、それが原因で仕事が減って生活に支障が出ることも考えられます。
このようにウェビナーの勝手な販売はXMだけでなく、講師にとっても問題であることから、取り締まりの対象物になっていますので、録画したものを販売しないようにしてください。
・自分で使う分なら問題はない
XMのウェビナーは「録画したものを他者に販売する行為」が禁止されており、違反すると重大なペナルティを受けることになります。ですが「録画したものを他者に渡さず、自分で使う」ことに関しては取締りの対象にはなっていません。そのため録画したものを自分だけが使うぶんには問題ないようになっています。
「録画したものを他者に販売する行為」 のが中止になっているのは、XMや講師が得られる利益が減少してしまう可能性があるからです。ですが「録画したものを自分だけが使う」のであればXMや講師が得られる利益を損なうことがないため、一応は認められています。
XMで開催している海老名は1時間ほどであり、内容も比較的濃いものとなっています。そのため人によっては一度の講義で全てを理解できない場合があり、一部の内容は何のことかわからないことがあります。また途中で尿意を催したり、宅配便が来たりすることもあるため、1時間ずっと集中して聞けないことも考えられます。
そうした方からすれば録画して自分がわからなかったところや視聴できなかった箇所について確認することは十分に有益なことです。自分の理解を深める目的や、聞けなかったところを確認する目的もあることから、システム面ではウェビナーの録画はおこなえるようになっています。
◆まとめ
XM側でウェビナーの録画および録画したものの公開はおこなっていません。ただしウェビナーのテーマは一定の期間でサイクルしていることから、今回は見逃したとしても少し待てばまた受講することが可能です。今回視聴できなかった場合は、同じテーマのウェビナーが再度開催されるまで待つようにしてください。
指定のソフトを使えば自分でウェビナーの内容を録画することも可能です。ただしウェビナーの録画は例外措置に近く、XM側も「録画することなくきちんと聞いてほしい」というスタンスを取っているため原則的には録画していないので、講義は集中して視聴するということは意識しておきましょう。