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XMでは同じ銀行振込なのに入金と出金で手数料が違う理由

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XMでは入金のおよび出金で銀行振込が多く利用されています。入金は即座に反映されるのに対して出金はすぐに反映されず数日は待たないといけません。手数料も同様で入金するときはほとんどないのに対して出金は数千円単位の手数料が発生します。どうして入金と出金ではこんなに違うのでしょうか。入金と出金ではどこが違うのかなどをまとめてみました。

 

 

◆XMの入金、出金における銀行振込はどう違っているのか

銀行振込による入金と出金では手数料および手続きが終わるまでの時間はどれくらい違うのでしょうか。違いをみてみましょう。

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・入金時の振込における

自分が管理している銀行の口座からXMが管理している銀行口座へは、銀行振込によって入金ができます。入金額できる金額の上限は銀行ごとに設定されているものが上限値となりますが、下限に関してはほぼ存在していません。ただし一万円以下の入金では別途手数料が徴収されるので、手数料が実質的な下限となります。また入金自体は営業時間内であれば、手続きをしてから1時間ほどで完了します。

 

・出金時における銀行振込

自分の口座からXMの口座に銀行振込ができるのと同様に、XMの口座から自分の口座への銀行振込である出金も可能です。出金できる金額はXM内にある口座の金額が上限となっており、下限は1万円となります。出金操作をおこなうとだいたい2営業日から5営業日ほど待たないとお金が振り込まれませんので気をつけてください。

手数料に関しても出金した金額から2500円から5000円ぐらいを、手数料として取られるようになっています。なお出金する金額を2万円以下にするとXMからも手数料を取られてしまいますので、出金する金額は2万円以上にしましょう。

 

 

◆XMへの銀行振込の仕組み

入金と出金は同じ銀行振込であるものの入金は国内送金で処理されて、出金は海外送金で処理されるという違いがあります。この違いが手数料などの違いを生み出しているのです。

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・入金は国内の銀行振込で処理される

入金は国内の銀行振込で処理されるのが特徴です。日本国内ではすべての銀行を管理する日本銀行というのがあり、国内にある銀行感での銀行振込は、日本銀行が経由して振り込まれます。たとえばA銀行からB銀行に振り込まれるとしましょう。A銀行とB銀行はそれぞれ日本銀行に口座をもっているので、A銀行側では振り込む金額分だけ口座額をマイナスにして、B銀行の資金額をプラスにすれば振込処理は完了です。

 

こうした振込操作は昔から存在していたのですが、銀行から日本銀行へのやり取りで人手がいることから、人件費が発生したり時間がかかったりしていました。ですが現在では「全国銀行データ通信システム(別名、全銀システム)」によりオンライン上での操作ができるようになったために人手が少なくなり、かつ即座に反映されるようになりました。

 

・XMから国内の銀行振込は海外送金として処理される

入金が国内の銀行振込でおこなわれるのに対して、出金は海外の銀行振込で行われるようになります。日本の銀行は日本銀行で管理しているように、アメリカの銀行は連邦中央銀行やEUであれば欧州中央銀行がそれぞれ時刻の銀行を管理しています。ですが世界で共通して管理をしている銀行というのはありません。(欧州中央銀行はドイツ連邦銀行などを管理していますが、範囲はEU加盟国に限られています)ではどうやって銀行振込はおこなわれるのでしょうか。

 

実は海外の銀行から国内の銀行へ銀行振込をするときは、SWIFT(国際銀行間金融通信協会)のシステムを介して銀行振込がおこなわれます。今度は海外のA銀行から海外のC銀行へと振り込むこととしましょう。海外送金の場合は日本円からドルなどの外貨に変換をする都合で、最初はA銀行から外貨を備蓄して海外送金ができる役割をもつコルレス銀行に送金されます。海外のコルレス銀行から国内のコルレス銀行へ通貨が変換されつつ送金され、最後に自国のコルレス銀行から指定の銀行に銀行振込がおこなわれれば完了です。

SWIFTは電子メッセージを送受信するサービスであり、海外銀行送金における銀行間の連携するサービスをおこなっています。

 

・出金の銀行振込で数日を要する理由

XMから国内の銀行への振込には2営業日から5営業日ほどの期間を要します。週末など休日をはさむときは時間がかかるのはやむを得ないのかもしれませんが、間隔のばらつきがかなり大きいです。どうして3日近くも開きがあるのでしょうか。銀行振込の期間にばらつきがあるのは「中継する銀行の数が多い」からです。海外送金の場合は自分の銀行から相手の銀行へ送金する際は、必ずコルレス銀行を通さないといけませ。中継する銀行が多くなるほど、「送金手続きに関する進捗状況の確認」や「送金手続きが完了した旨の通知」が多くなり、またタイムラグが発生してしまうため数日を要するようになっています。

 

なおSWIFTを使って海外の銀行と銀行振込がおこなわれますが、現実のお金を渡したり受け取ったりすることはありません。中央銀行のように間に立つ銀行はありませんが、双方の銀行がそれぞれ自分の口座の金額を増やしたり減らしたりすることで対応します。「金額を変えるだけならば簡単に終わらせられるのでは」と思うかもしれません。ですが1万回やって1万回すべて正確に処理しないといけないなど、ミスが許されない作業でもあります。そのため海外の銀行振込はかなり慎重におこなっていることも覚えておきましょう。

 

 

◆まとめ

XM の銀行振込は入金でなれば国内送金で処理され、出金であれば海外送金で処理されるのが特徴です。国内送金であれば数時間で処理が完了して手数料もほとんどかからないのですが、出金に関しては海外送金となっているために、2営業日から5営業日ほどの期間を要し、数千円もの手数料が取られます。現在はSWIFTというサービスを利用している都合で、時間や手数料を取られるようになっているため、ある意味で仕方ないことなのかもしれません。

ですがリップルが今、新しい海外送金サービスを開発しており、もしもサービスが誕生すれば少ない手数料で即座に送金できるようになりますので、もしかしたらXMの銀行振込もまた将来は手数料などが安くなる可能性もあります。

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