スキャルピングという数分ないし数時間単位で取引をおこなう手法のことです。デイトレードよりも取引頻度が多いことからテクニカルな分析方法が求められるなど他の取引にはない特性を持っており、そしてXMとも相性がいい取引方法でもあります。今回はこのスキャルピングについて説明をします。
◆スキャルピングとは何か、XMではおこなえるのか
まずはスキャルピングが何なのかについてみていきましょう。
・短期間で何度も取引をおこなうのがスキャルピング
スキャルピングとは FX 取引の取引方法の1つで、1日に何度も取引を繰り返すことによって、利益を得る取引方法です。1回で得られる利益は数銭ないし数十銭と1円にも満たないことがほとんどですが、そうした取引を何度も繰り返すことによって高い利益を上げることを目指していきます。
ギャルピングのメリットは、為替変動のリスクが少ないという点です。ある程度の期間、通貨を保有しているとその途中で起きた出来事によっては保有している通貨の価格が突然変動し、場合によっては大きな損失が発生することがあります。
これに対して短期間に何度も取引をするスキャルピングの場合は、突発的に起きた出来事の影響をあまり受けることがないので、比較的安定して取引をすることができます。その分、利益を上げるためにはファンダメンタルズ分析よりもテクニカル分析が重要視されるのもスキャルピングの特徴です。
・XMのNDD方式により公平なスキャルピングの取引ができる
スキャルピングはFX業者によっておこなえないこともあるのですが、 XMではスキャルピングは認められています。これは XMがNDD方式を採用しているからです。NDD方式はトレーナーの注文に業者が仲介することなく取引市場に直接注文を出す方式で、業者側で小細工できないことから公平なシステムとなっており、スキャルピングが認可されています。
◆XMとスキャルピングの相性は意外といい
スキャルピングとXMですが、実はXM側の事情により両者の相性は良かったりします。
・XMのゼロ口座がスキャルピングと特に相性がいい
スキャルピングをする上で大きなネックになるのがスプレッド差。スプレッド差が大きいほどスキャルピングでの利益が少なくなってしまうからです。 XMは比較的スプレッドが大きいとはいわれてはいますが、そのスプレッド差がほぼゼロにすることができる「ゼロ口座」を活用すれば、十分に利益を上げることができます。XMでスキャルピングをするときは、ゼロ口座を作ってからおこなうようにしましょう。
・XMのボーナスを使えば安全にスキャルピングができる
XMには口座開設ボーナスや入金ボーナスなど多様なボーナスがあり、これを活用すればほぼノーリスクでスキャルピングがおこなえるようになります。XMでもらえるボーナスは出金こそできないものの取引の原資に使うことができるので、それを元手にスキャルピングをおこなえば、たとえ損失がでたとしてもそのダメージを最小限にすることができます。とくにスキャルピングをしたことがないという方でしたら、まずはスキャルピングができる分だけのボーナスを集めて、練習という名目で取引を開始してみてはいかがでしょうか。
◆XMでおこなうスキャルピングにて利益を得るために必要なこと
FX取引はギャンブルではないので、明確に根拠を持って行動しないと利益を得ることはできません。これはスキャルピングも同じで、利益を得るためには、状況やトレンドを的確に分析する必要があります。
・XMでスキャルピングをする時間帯を決める
スキャルピングで利益を得るために大切なのは「取引をする時間帯を決める」ということです。特にスキャルピングをするときにおすすめの時間帯はロンドン市場が開く17時から22時の間。ロンドン市場はFXなどの取引が活発におこなわれる影響で価格が変動しやすく、うまく活用すれば大きな利益を得ることができます。
そのときに大切なのが、ロンドンの金融市場の状況を理解することです。6週間に1回のペースでECB(欧州中央銀行)の政策理事会が開催され、そこで決定した政策などが総裁から発表されます。その政策次第では市場がさらに大きく動くこともあるので、発表された内容はチェックし、市場がどのように動くのか予想してから行動するようにしてください。
・トレンドを見てスキャルピングをする
スキャルピングで利益を上げるために大切なことは「トレンド相場を狙う」ということです。トレンド相場とは短期間で見ると相場は上がったり下がったりしていているものの、長期的に見ると一定期間は上がり続ける、あるいは下がり続ける相場のことです。上昇している相場は「上昇トレンド」、下降している相場は「下降トレンド」とそれぞれいいます。 上昇ないし下降トレンド中であるものは相場が読みやすいので、スキャルピングの経験が少ない方でも利益を上げやすいのが特徴です。
逆に長期的に見ても上がったり下がったりを繰り返している相場のことは「レンジ相場」といいます。こちらでも取引のやり方次第では利益を上げることができるのですが、相場が読みづらいためスキャルピングの経験がない方にはお勧めできません。
・スキャルピングでは取引するものの高値と安値を分析する
XMでスキャルピングをするときはトレンドだけでなく「相場の高値と安値の分析」をすることも大切です。高値とは上昇トレンドで最も価格が高くなる位置であり、安値は逆に下降トレンドで最も価格が安くなる位置のことです。高値と安値を起点にトレンドは変化していくので、これらを適切に読むことが利益を上げるには必要となってきます。
高値と安値を分析するのに使うのは移動平均線と平均足などです。相場の変動を1分足チャートなどにして過去にどこで高値が起き、どこで安値が起きたのかを分析し、それをもとに現在のトレンドの分岐点を判断します。ただし過去のデータは分析する根拠や参考にはなりますが絶対的な指標にはありませんので、気をつけてください。
◆まとめ
スキャルピングは短期間で取引を繰り返すことで利益をだすという手法であることから、複雑な手法が要求されると思われがちですが、チャートを見て売り時か買い時かを判断して取引をおこなうなど基本的なことは通常と変わりはありません。
XMで得られるボーナスを利用すればほぼノーリスクでスキャルピングができますので、まずはボーナスを利用してスキャルピングを体験し、それをもとに自分に合っているかどうかを判断し、自分にあっていたら本格的に取り組むようにしましょう。