この記事をご覧のあなたは、以下のような悩みをお持ちではありませんか?
- 「XMから出金したいけど、案外出金のルールが複雑・・・」
- 「出金時に手数料はかかる?お得な出金方法はなに?」
そこで本記事では、XMの出金に関して以下の内容を紹介していきます。
今回の内容
- まず押さえておきたい「XM出金の基本ルール」
- XMの5つの出金方法
- XMの出金に関する注意点
読後はXMの出金ルールについて理解できるはずですので、「少しでもお得に出金したい」方はぜひご覧ください。
まず押さえておきたい「XM出金の基本ルール」
XMは、出金に関して以下3つのルールがあります。
XMの出金のルール
- 入金方法によって出金方法が決まる
- 出金方法には優先順位がある
- 利益分の出金は銀行送金のみ対応
まずは基本として、これら3つをしっかり理解しましょう。
①入金方法によって出金方法が決まる
XMの出金に関するルール1点目は、「入金方法によって出金方法が決まる」こと。
これは、つまり、XMでは「入金時に利用した方法でしか出金できない」ということです。
これはマネーロンダリングを防止するためとされています。
まずは、「入金した方法と同じ方法でしか出金ができない」ルールを覚えておきましょう。
②出金方法には優先順位がある
XMの出金ルール2つ目は、「出金方法には優先順位が定められている」こと。
先ほど「入金方法と同じ方法でしか出金できない」と述べましたが、中には複数の入金方法を用いて入金するケースもあるかと思います。
この状況で出金する場合、「入金方法と同じ方法でしか出金できない」ルールが適用され、3つそれぞれから1万円ずつ出金する必要があります。
しかしこの際、XMによって決められた順番でしか出金ができません。
優先順位は以下の通りです。
XM出金の優先順位
- クレジットカード・デビットカード
- オンラインウォレット
- 国内銀行送金
例えば、それぞれ1万円ずつ入金していた場合、この順番通りに出金していく必要があります。
逆に言えば、例えば銀行送金で出金したい場合、先にクレジットカードとオンラインウォレットの出金を済ませければいけないということ。
複数の入金方法を利用している方は注意しましょう。
③利益分の出金は銀行送金のみ対応
XMの出金ルール3つ目は、「利益分の出金は銀行送金のみ対応」していること。
ルール1つ目で「入金方法と出金方法は同じになる」と述べましたが、もし利益が出た場合は例外。
この際、1万円までは入金方法と同じ「クレジットカード」で出金しないといけませんが、利益に関しては「銀行送金」だけでしか出金できません。
XMで利益が出た場合は、ぜひこちらのルールを思い出してください。
XMの5つの出金方法
XMの出金に関する3つの基本ルールを紹介してきました。
その基本ルールを踏まえ、この章では「出金方法ごとの特徴」を見ていきましょう。
XMの出金方法5つを比較表にしたので、まずは以下をご覧ください。
出金方法 |
出金最低金額 |
出金手数料 |
出金可能金額 |
目安着金時間 |
利益引き出し |
銀行送金 |
10,000 |
無料 ※出金額が40万円未満の場合2500円 |
無制限 |
数時間〜5営業日 |
可能 |
VISAカード |
500円 |
無料 |
入金金額と同額 |
最大2ヶ月 |
不可能 |
bitwallet |
500円 |
無料 ※bitwallet口座から出金する際に別途で手数料が発生 |
入金金額と同額 |
1営業日 |
不可能 |
STICPAY |
500円 |
無料 ※STICPAY口座から出金する際に別途で手数料が発生 |
入金金額と同額 |
1営業日 |
不可能 |
BXONE |
500円 |
無料 ※BXONE口座から出金する際に別途で手数料が発生 |
入金金額と同額 |
1営業日 |
不可能 |
使い勝手の良さそうな出金方法は見つかりましたか?
それぞれ掘り下げて解説していくので、ぜひ今後の出金方法選びに参考にしてみてください。
①国内銀行送金
出金方法 |
出金最低金額 |
出金手数料 |
出金可能金額 |
目安着金時間 |
利益引き出し |
銀行送金 |
10,000 |
無料 ※出金額が40万円未満の場合2500円 |
無制限 |
数時間〜5営業日 |
可能 |
xmの出金方法1点目は、「国内銀行送金」による出金。 ポイントは以下の3つです。
国内銀行送金のポイント
- 利益が出金可能な唯一の手段
- 最低出金額が1万円なので、少額の出金には不向き
- 着金まである程度時間がかかる
国内銀行送金は利益を出金できる唯一の手段なので、入金を国内銀行送金で行えば、入金分+利益分をまとめて1回で引き出すことができます。
要するに、出金に関する手間を少しでも減らしたい方は、国内銀行送金がおすすめということ。
ただし最低出金額は1万円と高めなので、それなりに利益が出てから出金するようにしましょう。
なお、以下の銀行では出金が行えないので注意してください。
- ゆうちょ銀行
- ジャパンネット銀行
- セブン銀行
- じぶん銀行
- みずほ銀行(インターネット支店のみ)
- このほか「SWIFTコード」がない銀行
対応している銀行を今一度確認し、なければ口座のご準備を。
国内銀行送金の出金方法
国内銀行送金で出金する手順は以下の通りです。
国内銀行送金の出金手順
- XM会員ページへログインし、「出金」をクリック
- Local Bank Transferの「出金」をクリック
- 出金先銀行情報と出金額を入力し出金申請手続きを行う
早ければ申請から数時間、遅くとも5営業日以内には着金するでしょう。
②クレジットカード・デビットカード
出金方法 |
出金最低金額 |
出金手数料 |
出金可能金額 |
目安着金時間 |
利益引き出し |
VISAカード |
500円 |
無料 |
入金金額と同額 |
最大2ヶ月 |
不可能 |
XMの出金方法2点目は、「クレジットカード・デビットカード」です。
ポイントは以下の3つ。
カード出金のポイント
- 出金に関する手数料は完全に無料
- カードの締日によっては着金が遅くなる
- 出金に対応しているのは「VISA」だけ
クレジットカードは出金時にかかる手数料は無料。
加えて500円と少額から引き出せるので、手数料の安さを重視するならおすすめの出金方法だといえます。
ただし、着金の遅さはネック。
早くとも1週間、最大で2ヶ月程度かかるケースもあるようです。
また、XMで出金可能なカードは「VISA」のみ。
こちらは手数料がかかるため注意してください。
クレジットカード・デビットカードの出金方法
クレジットカード・デビットカードでの出金手順は以下の通り。
カード出金の手順
- XM会員ページにログインし、「出金」ボタンをクリック
- Credit/Debit Cardsの「出金」をクリック
- 出金額等の情報を入力してリクエストを送信する
リクエストを送り、問題がなければ1営業日以内に「出金処理完了のお知らせ」メールが届きます。
メールが来てから着金までは最大で2ヶ月ほどかかりますが、気長に待ちましょう。
③bitwallet(ビットウォレット)
出金方法 |
出金最低金額 |
出金手数料 |
出金可能金額 |
目安着金時間 |
利益引き出し |
bitwallet |
500円 |
無料 ※bitwallet口座から出金する際に別途で手数料が発生 |
入金金額と同額 |
1営業日 |
不可能 |
XMの出金方法3点目は、「bitwallet」。
こちらは、海外FXを利用する日本人の中では比較的メジャーなオンラインウォレットです。
そんなbitwalletの特徴は以下3つ。
bitwalletの特徴
- 基本リクエストから1営業日以内に着金
- XMからの出金手数料は無料だが、bitwalletから銀行の引き出しで一律「824円」かかる
- 「JPY」のみ対応
まず特筆すべきは「リクエストから1営業日以内」という着金の早さ。
加えてXMからの出金手数料自体は無料なので、割と使い勝手はいいと言えるでしょう。
ただし、デメリットとしては「日本円しか対応していないこと」と「bitwalletから銀行への引き出しは手数料がかかる」の2点が挙げられます。
bitwalletの出金方法
bitwalletの出金手順は以下の通りです。
bitwalletの出金手順
- XM会員ページにログインし、「出金」ボタンをクリック
- bitwalletの「出金」をクリック
- 出金額やbitwalletのメールアドレス等を入力してリクエストを送る
リクエストが完了したら「成功」と表示され、問題がなければ1営業日以内に「出金処理完了のお知らせ」がメールで届きます。
④STICPAY(スティックペイ)
出金方法 |
出金最低金額 |
出金手数料 |
出金可能金額 |
目安着金時間 |
利益引き出し |
STICPAY |
500円 |
無料 ※STICPAY口座から出金する際に別途で手数料が発生 |
入金金額と同額 |
1営業日 |
不可能 |
XMの出金方法4点目は、オンラインウォレットの「STICPAY」です。
ポイントは以下の3つ。
STICPAYのポイント
- 基本リクエストから1営業日以内に着金
- XMからの出金手数料は無料だが、STICPAYから銀行の引き出しで「800円+1.5%」がかかる
- 海外での取り扱いが増えており、対応業者が多い
STICPAYは、bitwalletほどではないものの、現在導入企業が増えているオンラインウォレット。
出金手数料はbitwalletより高いものの、「仮想通貨に対応している」という特徴があるため、仮想通貨を運用している方におすすめの出金方法です。
また、「AXIORY」や「RAND-FX」等の業者ではbitwalletではなくSTICPAYを採用しているため、XMだけでなく他の海外FXを利用する場合は、STICPAYが便利でしょう。
STICPAYの出金手順
STICPAYの出金手順は以下の通り。
bitwalletの出金手順
- XM会員ページにログインし、「出金」ボタンをクリック
- STICPAYの「出金」をクリック
- 出金額等を入力し、リクエストを送信する
リクエスト後に「成功」が表示されれば、1営業日以内に着金が完了します。
⑤BXONE(ビーエックスワン)
出金方法 |
出金最低金額 |
出金手数料 |
出金可能金額 |
目安着金時間 |
利益引き出し |
BXONE |
500円 |
無料 ※BXONE口座から出金する際に別途で手数料が発生 |
入金金額と同額 |
1営業日 |
不可能 |
XMの出金方法5つ目は、オンラインウォレット「BXONE」です。 ポイントは以下3つ。
BXONEの特徴
- 基本、リクエストから1営業日以内に着金
- XMからの出金手数料は無料だが、BXONEから銀行の引き出しで「500円」がかかる
- 対応業者はまだ少ない
BXONEもこれまでのオンラインウォレットと同じく、着金が早いのが利点です。
加えて銀行への引き出し手数料が「500円」と、オンラインウォレットの中でも最もお得に出金が可能。
ただし対応している業者は少ないので、「着金の早さ」と「手数料の安さ」のみを重視するならおすすめの出金方法だと言えるでしょう。
BXONEの出金手順
BXONEの出金手順
- XM会員ページにログインし、「出金」ボタンをクリック
- BXONEの「出金」をクリック
- 出金額等の情報を入力し、リクエストを送信する
こちらも「成功」が表示されてから1営業日以内には反映されます。 やはり着金の早さはオンラインウォレットの強みですね。
XMの出金に関する注意点
XMの出金方法を5つ紹介してきました。
しかし、利用していく中で出金に関する疑問も生じてくるかと思いますので、「出金に関する注意点」を3つ紹介します。
XMの出金に関する注意点
- 維持率が一定以上落ちる場合は出金不可能
- ボーナスは出金不可能
- 出金方法を忘れた場合
それぞれ参考にしてみてください。
①維持率が大幅に落ちる場合は出金不可能
XMでは、ポジション保有中でも出金することが可能。
しかし、この際「証拠金維持率が一定水準以下に落ちる場合」は出金ができません。
ポジション必要証拠金に対して占める純資産額の割合のこと。
「(純資産額-注文証拠金)÷ポジション必要証拠金×100」で算出。
それぞれ必要な証拠金維持率は以下の通り。
- 平日(月08:00~土06:50):150%
- 週末(土06:50~月08:00):400%
これらを下回る場合の出金は行えません。
特に週末は証拠金維持率のハードルが上がりますので、ポジション保有中の出金時は注意してください。
②ボーナスは出金不可能
XMでは、口座開設時や入金時にボーナスが貰えます。
しかし、このボーナスに関しては出金不可能です。
また、取引口座から出金を行うと、ボーナスは「口座残高に対する出金額の割合」だけ消滅します。
この時残高から「5万円」引き出した場合、残高の割合の50%が引き出されたことになります。
よって、クレジットの50%の「1万5千円」が消滅することになります。
この際、消滅の対象となるのは「クレジット」に加算されているボーナスのみ。
XMPは対象外ですが、それでも出金する際はクレジット残量に気をつけてください。
【2021年最新版】XMのボーナス情報や注意点を徹底解説!これからXMを始める人は必見
③出金方法を忘れた場合
XMを利用している中で、「自分はどの方法で入金したっけ」と忘れてしまうケースもあるかと思います。
しかし、出金ページでは「現在利用可能な出金方法」しか表示されません。
よって、あとは決められた優先順位に従って出金を済ませればOKです。
まとめ
今回はXMの出金方法について紹介しました。
出金方法はそれぞれ利点が異なるので、どれを利用しようか迷う方は以下を参考にしてください。
それぞれの方法がおすすめな人
- 国内銀行送金:出金の手間を減らしたい方におすすめ。ただし1万円以上からしか引き出せない
- クレジットカード・デビットカード:手数料の安さを重視する方におすすめ。ただし着金までが最も遅い
- bitwallet:比較的オーソドックスなオンラインウォレット。手数料が3番目に安い
- STICPAY:対応業者が増えてきているが、手数料が一番高い
- BXONE:クレジットカードに次いで手数料が安いが、対応業者が少ない
また、出金方法と合わせ、ぜひ入金方法についてもチェックしてみてくださいね。