XMでは取引のプラットフォームとしてMT4とMT5があり、ユーザーが使用したい方を選べるようになっています。比較的よく使われているのがMT4であり、特にプラットフォームにこだわりがないようでしたらこちらを入手することがおすすめです。今回はMT4のダウンロード方法およびログイン方法などについて説明していきます。
◆事前準備
MT4を使用したい場合は、公式サイト同じくログイン処理をしなければいけません。そのためログインに必要な情報などを前もって準備しておく必要があります。
・使用する口座を開設する
MT4のプラットフォームをダウンロードしたとしても、MT4で使用する口座がないとログインすることもできないので、必ず取引に使用する口座は作ってからダウンロード操作をするようにしてください。なおMT5の口座をMT4のプラットフォームでログインすることはできないので、MT5の口座しか無い場合は、改めてMT4の口座を作成する必要があります。また作成する口座の種類に関してはスタンダード口座、マイクロ口座、ゼロ口座のいずれでも大丈夫です。
・本人確認と住所確認を済ませる
XMは口座を作ったとしてもすぐに使用することができません。必ず本人確認と住所確認を済ませておく必要があります。XMのマイページから本人確認および住所確認に必要な写真あるいはPDFの提出がおこなえます。ただし提出した資料を確認するのはXMのスタッフであるため、承認するまでにある程度日数を要してしまうこともありますので、まだ提出していない場合はできるだけ早くおこなうようにしましょう。
・ログインID、パスワード、サーバー名
ログインID、パスワード、サーバー名もログインに必要なので、メモ留守などして記録しておきましょう。ログインIDは口座を解説したときにXMから送付された確認メールに記載されており、パスワードは口座を開設するときに設定したのでそれを利用することになります。
◆MT4のダウンロード
口座や本人確認を済ませたら、改めてMT4のダウンロードをおこなっていきます。
・セットアップツールのダウンロード
自分のパソコンでMT4を使用するには、公式サイトからMT4のセットアップツールをダウンロードする必要があります。公式サイトに画面左上のメニューをクリックするとメニューの一覧が出るので、そこで「プラットフォーム」をクリック。プラットフォーム選択画面では「PC版MT4」「Mac版MT4」など「MT4」のものを選択し、その後に「ダウンロード」をクリックすればセットアップツールのダウンロードがおこなわれます。その後はダウンロードされたファイルを起動し、同意書に同意するなど画面に指示通りに勧めていけばプラットフォームはダウンロードされます。
・Mac版のセットアップツールの注意点
MacOSのパソコンに場合はMT4を起動しようとするとセキュリティシステムから「”XM Trading MT4”は開発元が未確認のため開けません。」というメッセージが表示され、起動が拒否されることがあるので気をつけてください。これはXMのMT4はApp Storeなどにアプリのことを申請していないことから、身元不明のファイルとしてみなされてしまうことによるものです。
対処法としては、MT4を右クリックして開く、あるいはcontrolキーを押しながらファイルをクリックをするというのがあります。この場合は「XM Trading MT4の開発元を確認できないため開けません」というメッセージと同時に「開く」および「キャンセル」ボタンが表示されます。ここで「開く」ボタンを押すと、MT4のプラットフォーム画面が表示されるので、エラーメッセージが表示されたときは試してみてください。
◆MT4のログイン
MT4のプラットフォームを起動することができましたら、ログインして取引ができるようにしましょう。
・ログイン画面の表示
プラットフォーム画面のメニューの「ファイル」をクリックし「取引口座にログイン」を選択するとログイン画面が表示されるのでそこからログインするようにしてください。ログインするときは「ログインID」「パスワード」「サーバー名」の3つが必要になります。
・ログイン方法
ログインIDとパスワードはそのまま入力するだけで大丈夫です。サーバー名はリストでの選択形式になっているはずなので自分のサーバー名を探して、選択してください。サーバー名に関しては自分のものが見つからない場合は「デモ口座の申請画面」でリストの更新をする必要があります。
ログインID、パスワード、サーバー名の3つを入力したら画面の下にある「ログイン」ボタンを押せばログインされる。MT4はパスワードを一定回数以上間違えたらアカウントがロックされる、ということはないので落ち着いてパスワードやログインIDを入力するようにしてください。
・ログインできない口座
ログインIDやパスワードが正しく入力できなかった場合はいくつかの可能性が考えられます。1つ目は「MT5」で口座にログインしようとしていた場合。MT5で作成した口座はMT5のプラットフォームでしかログインできません。またMT4とMT5はレバレッジなどとは異なり最初に決めたものから変更することはできないのでMT4を使用したい場合は改めてMT4用の口座を作るようにしましょう。本人確認や住所確認が完了しているはずなので、早くて数分ほどで作れるはずです。
2つ目は「口座が凍結している」場合。口座にお金がなく、その状態で90日以上経過してしまった口座は凍結状態となりログインすることができなくなります。凍結といっても実態は消滅と同じ状態になるので、復活させることもできないので、新たにMT4の口座を作らないといけません。XMでは1アカウントにつき最大8つの口座を作ることができるので、新しい口座はすぐに作れるようになっています。なお口座が8つあると新しい口座は作られないのですが、1つでも凍結状態になるとその口座は消滅したのと同じになるので新しい口座が作れるようになります。
◆まとめ
MT4はXMだけに限らずさまざまなFX業者で使用されているプラットフォームです。利用している人が多いということはトラブルに関する対処法についてもかなり研究がなされているので、MT4は比較的トラブルの対処がしやすいプラットフォームといえます。そのためXMを初めて利用する人やFXの経験があまり無いという方はMT4を使って取引に慣れていくことをおすすめします。