XMではビットコインの取引をおこなうことができます。「ビットコインの取引は専用の取引所でおこなえるので、XMでわざわざする必要はあるのか」と思うかもしれませんが、XMでビットコインを取引すると専用の取引所にはないさまざまなメリットを得ること可能です。ここではそうしたXMでビットコインを取引するメリットや取引の仕方などについて紹介します。
◆XMでビットコインを取引する方法(※現在は取り扱っていない)
ビットコインを取引するための方法について記載します。ビットコインの場合は他の取引とは異なりいくつか制限がつくられています。
・MT5のプラットフォームを導入する
ビットコインも通常の取引と同じくプラットフォームから取引をすることができます。ただし取引できるプラットフォームはMT5に限定されていることに注意してください。もしもMT4のプラットフォームと口座しか無い場合は、マイページから新しくMT5用の口座を開設し、新しいプラットフォームをダウンロードするようにしましょう。
なお口座の種類はスタンダード口座やマイクロ口座、ゼロ口座などがありますが、いずれの口座でビットコインの取引をすることができます。
・取引方法
ビットコインの取引をしたい場合は、プラットフォームの画面左側に表示されている気配値のリストから、ビットコインの項目を選んで取引をする必要があります。もしも気配値のリスト内を探してもビットコインらしきものがみつからない場合は、リストを右クリックして小さなメニューを表示し、そこから「すべてを表示」を選択すると全ペアが表示されるので、試してみてください。
ビットコインの場合は「BTCUSD」と表示されていますので、それを選んで取り引きをすることになります。日本円の場合はドルやユーロなどさまざまな国の通貨とペアになっているのですが、ビットコインのペアは米ドル(USD)だけとなっていますので気をつけてください。
◆XMでビットコインの取引をするメリット
XMでは他のFX業者にはない様々なサービスがあり、その一部をビットコインの取引でも使用することができ、組み合わせ次第では大きな効果を発揮するようになります。
・ゼロカットシステムによりリスクを減らして取引できる
XMではゼロカットシステムを採用しているため、取引中に損失が出たとしても追加で資金を投入する「追証」が発生しません。そのため他の業者よりもリスクを抑えて取引することができます。
ビットコインの取引もまた通常の取引と同様にゼロカットシステムが適用されるため、暴騰や急落が発生しやすいビットコインであってもリスクをある程度おさえつつ取引することが可能です。
・安定資産である金と一緒に取引がおこなえる
XMではビットコインにも金、いわゆるゴールドも取引できるため、ビットコインと組み合わせて効率よく利益があげられる場合があります。ゴールドは基本的に安定資産で、市場が好調のときはあまり取引されないがために価格が下がることがあるのに対して、市場が不調に陥ると取引の量が増えて価格が上がることがあるのがゴールドの特徴です。
普段はビットコインでの取引をおこない、ビットコインの価格が下落しそうになったら速やかに売却して、得た資金でゴールドを購入して市場の様子を見るなど、ビットコインと金を組み合わせれば、ビットコインの不安定さをカバーしつつ取引することができます。
・XMのボーナスを使うことができる
XMでは口座を開設すると口座開設ボーナスを、入金すると入金ボーナスを、取引するとXMPというボーナスをそれぞれ得ることができます。ビットコインも通常の取引と同じ口座でおこなえるので、ボーナス部分を使っての取引がおこなえたり、購入や売却をすればXMPを得たりすることが可能です。
◆XMでビットコインの取引するときに発生するデメリット
XMも万能ではないので、ビットコインの取引に何かしらのデメリットをもたらすことがあります。
・ビットコインだとレバレッジが5倍までしかできない
XMではレバレッジを最大888倍まで仕掛けられますが、ビットコインに対しては5倍までしか仕掛けることができません。ビットコインは価格変動が激しいので、XMの運営者側でも取引にどれくらいリスクが発生するのかがわからないため、レバレッジが控えめとなっています。ただし、ビットコインそのものが価格変動が大きいので、レバレッジが5倍であっても十分な利益を上げることは可能です。実際にビットコインは2017年1月には10万だったものが、同年5月には40万円、12月には230万円になるなど価格が高騰しており、タイミング次第ですが、利益も得られるようになります。
・スワップポイントがマイナス
XMではビットコインのスワップポイントがマイナスであり、かつ高めに設定されている点がデメリットです。買いポジション、売りポジションに関係なく大体10ドルから25ドルほどのマイナスのスワップポイントが課せられているため、何もしなくても毎日1000円から2500円ほど資産が減っていくことになります。そのため長期で運用するよりも短期間で購入と売却を繰り返すなどの対策が必要となる場合があります
・土日は取引ができない
XMでビットコインの取引をする場合、土日は何もできないというのもデメリットです。XMのメインはFXであり金融市場での取引が中心になることから、土日は休みとなっています。これに対してビットコインはインターネット上での取引が中心となるため土日や祝日関係なく取引がおこなわれています。
もしも土日にビットコインの暴騰あるいは急落が起きたとしても、XM側ではどうすることもできないという事態が発生することがあります。土日に入る前にビットコインの取引を終わらせておくなど対策も状況次第では必要になるかもしれません。
◆まとめ
基本的にはビットコインだけを取引する場合は、XMよりも専用の取引上のほうが良いです。ですが、XMにはゼロカットシステムや、入金ボーナスなど、取引所にはないサービスが豊富にあります。そうしたXM独自のサービスとビットコインを組み合わせて運用することがXMでビットコインを取引することの魅力となりますので、その点を忘れないようにしてください。