iPhoneのスマートフォンを持つ人が多いくなったため、XMでおこなっているFX取引もまたiPhoneでおこなえるようになっています。取引するにはプラットフォームが必要不可欠なように、iPhoneで取引するにはiPhone用のプラットフォームアプリをインストールしていなければいけません。ここではiPhone用のプラットフォームアプリであるMT4についてお話していきます。
◆XMのMT4アプリをiPhoneにインストールする方法とログインする方法
iPhoneにMT4アプリをインストールするにはどういった方法をとる必要があり、ログインするのはどういった手段が必要なのでしょうか。
・MT4をAppStoreからインストールする
iPhone用のMT4アプリは存在していますので、App Storeにて「MT4」ないし「Metatrader4」と入力して検索してしましょう。XMの公式サイトにもMT4のインストール画面に繋がるリンクもありますので、検索するのが面倒な方はそちらからアクセスするようにしてください。App Storeには有料のアプリも存在していますが、MT4は無料です。
またMT4アプリをダウンロードした後は、開設した口座へのログイン処理をおこないますので、MT4をインストールする前に必ずXMで口座を作っておくようにしましょう。
・iPhoneのMT4でログインする
MT4アプリのインストールが完了したら、今度はログイン処理をおこないます。最初に表示された画面の下側に「トレードアカウント」がありますので、まずはそちらをタップしてください。
タップすると次の画面が表示されますので、今度は画面右上にある「+」のアイコンをタップします。使用する口座の選択画面となりますので、ここでは「既存のアカウントにログイン」を選択しましょう。
ログインするために必要なログインID、パスワード、サーバー名を尋ねられますので、正しく入力して「サインイン」をタップすればログイン処理は完了です。
ログインが完了したら、画面下の「気配値」をクリックしてください。気配値の一覧画面が表示されますので、取引したい通貨をタップするなどすればトレードがおこなわれます。
◆XMのMT4以外でiPhoneに入れたほうがいいアプリ
基本的にはMT4アプリだけあれば十分ですが、ほかにも入れたほうがいいアプリもありますので、紹介していきます。
・銀行系アプリ
iPhoneに入れた方がいいアプリの一つは「銀行系アプリ」です。XMの取引はMT4からおこなうのですが、入金に関してはMT4からではおこなえません。入金操作自体は入金元からおこなう必要があるため、iPhoneで入金をするときは送金機能が付いている銀行系アプリの出番となります。ブラウザなどでXMの入金先を確認したら、銀行系アプリを起動して入金操作をおこなうようにしましょう。ここでは銀行送金を前提としてお話しましたが、クレジットカードを使用する場合はクレジットカード会社のアプリ、オンラインウォレットであればオンラインウォレットアプリをそれぞれ使用して入金操作をおこないます。
また銀行系アプリなどの場合入金や出金に関する記録もすぐに確認できるため、自分がFXにどれだけお金を使ったのかなど自己管理をするのにも役立ちます。
・家計簿アプリ
iPhoneに入れた方がいいアプリの二つ目は「家計簿アプリ」です。「FX取引をするのに家計簿」と思うかもしれませんが意外と役に立ちます。家計簿アプリを使うのは確定申告をする時です。確定申告は納税額を計算するのですが、FX取引をするために使った経費は利益から差し引くことが可能で、納税額を減らせるようになります。
経費として当てはまるのは、FX取引のために購入したパソコンやディスプレイなどがあり、そうしたものをiPhoneの家計簿アプリに記録しておけば、確定申告するときにすぐ思い出すことが可能です。
◆iPhoneにいれたXMのMT4からおこなえないこと
iPhoneのMT4でできない処理もあり、それらの処理はほかの手段で対処しなければいけません。
・出金処理
スマホに入れたMT4からおこなえないことの一つとして出金に処理があります。XMの口座から自分が管理している銀行の口座などにお金を移す出金処理は、取引とは違う処理であるためMT4からでは実施できません。
出金したい場合はXMのマイページにアクセスする必要がありますので、ブラウザなどから処理するようにしましょう。出金する時は、送金する金額だけでなく送金先もまた指定する必要があります。銀行への送金の場合は口座番号などを指定する必要があるため、もしも口座番号忘れてしまった場合は、銀行系アプリを起動して登録した口座番号を確認するようにしましょう。
・確定申告
年に1回おこなう確定申告も、MT4ではできない処理の一つです。確定申告は納税処理であり、国によって必要となる書類や税金の種類が異なることから、汎用アプリであるMT4では対応できないようになっています。確定申告に関するソフトは登場しつつありますが、手続きの複雑さや税金計算難しさなどの事情からか、確定申告用のアプリはまだ登場していません。(2020年7月時点)
そのため確定申告をする時はパソコンなどから、確定申告用のソフトをダウンロードして処理していくことになります。納税は国民の義務でもありますので、iPhoneからおこなえないのは面倒と思うかもしれませんが、しっかり対応していくようにしましょう。
◆まとめ
iPhone用のMT4アプリが登場しているため、PCではなくiPhoneからでも取引がおこなえます。MT4アプリだけでもそれなりに対応できますが、入金や出金で使用する銀行系アプリや、経費に関することを記録できる家計簿アプリなどがあるとさらに便利です。
ただし出金処理や確定申告に関する処理は、MT4アプリからではおこなえず、PCで使用する専用ソフトをダウンロードしたり、公式サイトにアクセスして処理したりしなければいけません。そのためすべての処理をiPhoneでおこなえると思い込むと、意外なところでトラブルが発生する恐れがありますので気を付けてください。