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XMはスプレッド差が広いのか、狭いのかどちら?

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FX取引において利益に関わる重要な指標であるスプレッド。一般的にはスプレッド差狭いほど良いといわれています。それではXMスプレッド差が広いのでしょうか、それとも狭いのでしょうか。調べてみました。

 

 

◆数字的にはXMのスプレッド差が広いが、実際はそれほどでもない

XMは調べてみるとスプレッド差が広いといわれており、数字としてみるとそれはよくわかります。ですが、XM特有の要素を加味するスプレッド差が広いともいいきれません。

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・ほかの海外FX業者よりもスプレッド差は大きい

まずはXM以外の海外FX業者を数社ピックアップし、ドル円のスプレットを調べてみました。XMのスプレッド差が2.00pipsであるのに対して、TITAN FXは1.05pips、iForexは1.95pips、AXIORYは1.60pipsとなっています。スプレッド差だけを見るとたしかにXMはほかの海外FX業者よりも高いといえます。

なお、スプレッド差は状況により変動するものであり、ここで示した値はあくまでも目安値となるのでご了承ください。

 

・XMPポイントをくわえると他のFX業者との差はほとんどなくなる

数字だけ見ればXMはスプレッド差が大きいですが、ここにXM特有のXMPポイントが加わると話が変わります。XMPとは取引をすると与えられるポイントのことで1ロット(10万通貨)につき10ポイントも得ることができます。そしてこのXMPは「ポイント数÷3」だけ取引の資金源に使えるのが特徴です。細かい計算は省きますが、1回の取引でおおよそ0.33pipsの利益が得られると考えてよいでしょう。

XMでドル円のスプレッド差は2.00pipsですが、取引で得られるXMPの0.33pipsで相殺するとXMのスプレッド差は1.67pipsにまで狭くなります。

さらにXMでは利用期間が長くなると、得られるXMPが1ロットにつき最大20ポイントまで拡大するので、スプレッド差は最大1.33pipsまで狭くすることができます。そのためXPの実質的なスプレッド差は 1.33から1.67となるため、ほかの海外FX業者との差はほとんど無いといえるでしょう。

 

・ゼロ口座でスプレッド差をゼロ付近にまですることができる

XMではスタンダード口座やマイクロ口座以外にもゼロ口座というのがあります。スタンダード口座の場合はスプレッド差が2.00 pipsほどあったのに対して、ゼロ口座は平均スプレッド差が0.1pipsと圧倒的にスプレッド差が小さいのが特徴です。もしもスプレッド差の広さが気になるというのでしたらゼロ口座を開設して取引するようにしてみてはいかがでしょうか。ただしゼロ口座はスプレッド差を限界まで小さくした分、XMPなどのボーナスが得られないようになっていますので、その点には注意してください。

 

 

◆そもそもスプレッドとは

スプレッド差は基本的に狭いほど良いのですが、そもそもスプレッドとは何なのでしょうか、そしてスプレッド差を示す pipsとは一体どんなものなのでしょうか。

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・スプレッドとは

スプレッドとは簡単にいうと外貨など取引をするものの売値と買値の価格差です。FXでは売値と買値に差が発生することがあります例えば円ドル相場の場合、円の売値が1ドル105円70銭であるのに対して、買値が105円73銭と買値となっていることがあり、この価格差である3銭がスプレッドになります。なお1銭とは、1円の1000分の1の単位です。スプレッド差を示すpipsは取引がおこなえる最小単位のことを表します。ドル円の場合は1銭が取引の最小単位となるので、上記の3銭のスプレッド差があるということを3pipsとして表現をします。

 

・日本の業者はスプレッド差が狭くなるDD方式を採用している

一般的に日本のFX業者のスプレッド差は小さく、海外のFX業者はスプレッド差が大きいといわれているのですが、これは取引方式の違いによる結果です。

日本FX業者は「DD方式」というのを主に採用しています。DD方式とはトレーダーとFX業者が1対1で取引をおこなう取引方式です。例えばトレーダーからの特定の外貨を購入するという注文が発生した場合、FX業者はその注文を取引市場にはださず、業者が保有している外貨をトレーダーに売却することで対応します。トレーダーが外貨を売る場合は逆に、FX業者側がその外貨を買い取ることになります。トレーダーが外貨を買うときはFX業者はその外貨を売り、トレーダーが外貨を売るときはFX業者がその外貨を買うという関係になるので、DD方式ではトレーダーの利益とFX業者側の利益が対立するような構造となっています。

このDD方式のメリットは「スプレッド差がかなり狭い」ことです。DD方式を採用している日本のFX業者は平均スプレッド差が0.3 pipsほどと海外のFX業者よりも圧倒的に狭くなっています。

逆にデメリットとしてあげられるのが「恣意的にFX業者が有利な取引を強いられる」という点です。トレーダー側が極端に大きな利益を挙げられるような注文が発生した場合、FX業者側は大きな損失が出るのを防ぐために、注文そのものを拒否したり、スプレッド差をわざと広げたりすることがあります。メリットのスプレッド差が小さいというのもFX業者側が有利かつ恣意的な取引ができるので、それを隠すためだともいわれています。

 

・海外FX業者はNDD方式

日本のFX業者がDD方式を採用しているのに対して海外FX業者はNDD方式というのを主に採用しています。NDD方式はFX業者がトレーダーと取引市場の間に立つことはなく、トレーダーの注文がそのまま取引市場にだされるという方式です。

NDD方式のメリットは「取引自体がクリーンである」ことです。トレーダーの取引にFX業者が自由に仲介で生きるDD方式とは異なり、NDD方式はトレーダーの注文がそのまま取引市場に通されます。そのためトレーダーがだした注文が拒否されることなどが基本的にはありません。。

これに対してデメリットは「スプレッドが広い」ことです。FX業者は取引に仲介しないとはいえトレーダーの注文を取引市場に持っていくという仕事があるので、仕事が発生しないということはありません。そうした仕事に対する人件費をどこかで徴収する必要があり、その結果としてスプレッド差を広くしています。

 

 

◆まとめ

XMは他の海外FX業者と比較して、スプレッド差は大きいといえる。ただしそれは数字上のだけでの話であり、XM特有のXMPボーナスを加味すると他のFX業者とたいさないほどのスプレッド差に落ち着きます。また、ゼロ口座を使えばスプレッド差をほぼゼロにすることもできますので、スプレッド差がどうしても気になる場合はこちらを利用してみてはいかがでしょうか。

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